supply
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
supplyのコアイメージは「不足や需要があるところへ、必要なものを補うように届ける」こと。語源はラテン語のsupplere(下から満たす)にあり、「すでに存在する不足・空白を埋めるように補充する」というニュアンスが根底にある。単純に「渡す」のではなく、「何かが足りないから補う」という文脈で使われるのが特徴。そのため「供給する」「提供する」「支給する」など文脈によって訳語が変わるが、常に「必要性・不足感→それを満たす補充」という流れが存在する。名詞では「供給量・在庫・備蓄」を指し、物が蓄えられている状態そのものを表す。
2意味一覧
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動
(不足を補うように)供給する、配給する
需要や不足という「空白」に対して物を流し込むイメージ。「与える」ではなく「補充して満たす」ニュアンスが強い。 -
動
〈人・組織に〉(必要なものを)提供する、支給する
supply A with B(AにBを供給する)の形で使われることが多く、「Aが必要としているBを届ける」という充足のイメージ。 -
名
供給(量)、在庫、備蓄;〔supplies〕必需品、物資
「満たすために蓄えられたもの・流通するもの」がそのまま名詞化したイメージ。複数形suppliesは軍や遠征などの「必需物資一式」を指すことが多い。 -
名
(経済用語)供給(↔ demand 需要)
市場における「必要に応じて物を満たす側」を指す経済用語。supply and demandで「需要と供給」という頻出表現になる。
3例文
4よくある間違い・注意点
supply A with B(AにBを供給する)とsupply B to A(BをAに供給する)の2つの構文があり混同しやすい。どちらも正しいが、日本語の語順に引きずられてsupply A to Bとしてしまうミスが多い。
provideとの混同に注意。supplyは「不足を補う補充」のニュアンスが強く、継続的・定期的な物の流れに使いやすい。provideはもう少し広く「準備して与える」感覚で、必ずしも不足を前提としない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| provide | 「準備・手配して与える」ニュアンス。不足感が前提ではなく、より広い文脈で使える。supplyより改まった場面やサービス提供に多用される。 |
| furnish | 「必要なものを整えて与える」やや格式ばった表現。家具(furniture)と同語源で「設備を揃えて渡す」イメージ。 |
| stock | 「在庫・蓄えとして持っておく」ことに重点。supplyが「届ける動き」を強調するのに対し、stockは「蓄積・保有状態」を強調する。 |
対義語: demand(需要)、consume(消費する)
6派生語・関連語
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supplier
名
供給者、仕入れ先、サプライヤー -
supply chain
名(複合語)
サプライチェーン(供給網) -
oversupply
名・動
供給過剰(にする)
7コロケーション
- supply A with B(AにBを供給する)
- supply and demand(需要と供給)
- in short supply(供給不足で、品薄で)
8確認テスト
Good teachers are in short supply in rural areas.
① 良い教師は農村地域では短期間しか働かない
② 良い教師は農村地域では供給が不足している
③ 良い教師は農村地域では少ない給与しかもらえない
④ 良い教師は農村地域では短期契約で雇われている
②が正解。in short supplyは「供給が乏しい=不足している」という頻出イディオム。supplyの「満たすべき量・在庫」というコアイメージから、shortと組み合わせることで「在庫・供給量が足りない」→「不足している」という意味になる。①③④はsupplyをそれぞれ「期間」「給与」「契約」と誤読したもの。
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