suggest
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は18冊に掲載されています。
1コアイメージ
suggestのコアイメージは「何かを相手の意識の中に静かに呼び起こす」こと。直接・断定的に言うのではなく、ふんわりと「こういう可能性があるよ」と相手の心に浮かびあがらせるイメージ。だから「提案する」になるときも、命令や指示ではなく穏やかな申し出になる。「暗示する」「連想させる」という訳も同じ根っこで、証拠や物事が「ある結論・イメージをそっと浮かび上がらせる」という動きを表している。推測・示唆のニュアンスが常に底流しており、断言(tell / order)とは対極にある単語。
2意味一覧
-
動詞
提案する・勧める
「こうしてはどうか」という考えを相手の意識にそっと浮かばせる行為。命令ではなく穏やかな申し出として相手に選択肢を示す。 -
動詞
暗示する・示唆する
データや言葉が「ある可能性・解釈」を直接述べずに相手の意識に浮かび上がらせる。「明言はしていないが、そうだと思わせる」ニュアンス。 -
動詞
連想させる・思い起こさせる
ある物や言葉が別のイメージを自然と頭に浮かびあがらせること。感覚的・情緒的なつながりを示すときに使われる。 -
動詞
(証拠・データが)〜だと示す・〜を示唆する
学術論文やニュースでよく見られる用法。証拠が「ある結論をそっと指し示す」というコアイメージがそのまま現れる。断言(prove)より確信度が低い表現。
3例文
4よくある間違い・注意点
suggest that節の動詞に注意!正式な書き言葉では「suggest that S (should) 原形」という仮定法現在が使われる(例: I suggest that he leave immediately.)。should を省略した形が多く、動詞が原形のまま残るため「なぜ三単現のsがないの?」と混乱しやすい。
suggest は「〜だと提案する」でも、suggest to 人 + that節 は可だが、suggest 人 to do の形は原則使えない(×I suggested him to go.)。recommend との混同に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| propose | より具体的・正式な提案。会議や文書で計画・案を「はっきり提出する」イメージ。suggestより断定的で責任感が伴う。 |
| recommend | 経験や専門知識に基づいて「これが良い」と積極的に推薦する。suggestより主観的な確信が強く、相手に採用を促す力が強い。 |
| imply | 話し手が意図的に間接的に示唆すること。suggestが物・証拠主語でも使えるのに対し、implyは人が主語になることが多く、「言外に含ませる」ニュアンスが強い。 |
| hint | ちらりとほのめかす、遠回しに示す。suggestよりもさらに不明瞭・遠回しで、時に意図的に隠している感じがある。 |
対義語: state(断言する)、order(命令する)、prove(証明する)
6派生語・関連語
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suggestion
名詞
提案・示唆・連想
-
suggestive
形容詞
〜を示唆する・連想させる(be suggestive of〜の形で使われることが多い) -
suggestively
副詞
示唆するように・意味ありげに
7コロケーション
- suggest a solution(解決策を提案する)
- strongly suggest(強く示唆する/強くお勧めする)
- research suggests that …(研究は〜を示している)
8確認テスト
「Recent studies suggest that regular exercise can significantly reduce the risk of depression.」
① 命令している
② 証明している
③ 示唆している
④ 否定している
③「示唆している」が正解。suggestは断言(prove)より確信度が低く、証拠・データが「ある可能性・結論をそっと浮かび上がらせる」コアイメージそのまま。②「証明している」はproveに相当し、suggestより根拠が強く断定的なため不適切。研究の結果はあくまで「〜の可能性を示している」に留まるという学術的な謙虚さがsuggestで表現されている。
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