tease
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は12冊に掲載されています。
1コアイメージ
teaseのコアイメージは「相手をじらすように、繰り返し軽い刺激を与えること」です。相手が反応する(困る・欲しがる・喜ぶ)のを楽しみながら、わざと焦らすように働きかける行為全体を指します。「からかう」では相手の反応を楽しむ戯れ的な刺激、「ねだる・せがむ」では自分が欲しいものを得るためにしつこく繰り返し働きかける刺激、さらに「毛をほぐす・もつれをほどく」という物理的な意味でも、繊維を少しずつ引き離して刺激するイメージが共通しています。悪意がある「いじめ」とは違い、軽さやいたずら心が根底にあるのがteaseの特徴です。
2意味一覧
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動詞
からかう、いじる(軽い悪ふざけで相手を困らせる)
相手が反応して困ったり照れたりするのを楽しむように、じらす刺激を与えるのがコアイメージ。悪意よりもいたずら心が中心。 -
動詞
ねだる、せがむ(しつこく繰り返して要求する)
欲しいものを手に入れるために相手に対してじわじわと繰り返し働きかける、という「じらす」ベクトルを自分に向けた使い方。 -
動詞
(性的に)じらす、焦らす
相手の欲求を満たさないまま刺激を与え続けるというコアイメージがそのまま当てはまる。日常的にも使われる重要な意味。 -
名詞
からかう人、じらす人;からかい
動詞のコアイメージをそのまま人や行為に名詞化したもの。”What a tease!”(じらすんだから!)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
teaseは基本的にいたずら心や軽さを含む語で、意地悪な「いじめる」はbully が正確です。「いじめる」と訳してteaseをbullyの代わりに使ったり、逆にbullyをteaseと混同するのは要注意。teaseに悪意が加わると文脈上「いじめる」に近くなることもありますが、単語自体の強度はbullyより弱いです。
「ねだる・せがむ」の意味でteaseを使う場合、begやpesterとの使い分けに注意。teaseは「じらすようにしつこく」というニュアンスで、begは「哀れっぽく懇願する」、pesterは「うるさく付きまとう」という異なるイメージを持ちます。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mock | 相手を馬鹿にして嘲笑するニュアンスが強く、teaseより悪意や侮蔑のトーンがある。 |
| bully | 力の差を使って相手を恐怖・苦痛に陥れる「いじめ」。teaseのような軽さ・いたずら心はなく、はっきりと否定的。 |
| pester | しつこく付きまとって困らせるニュアンスで「ねだる・煩わせる」に近いが、じらすような遊び心はなくただ迷惑なイメージ。 |
| tantalize | 欲しいものをわざと見せながら与えない「じらし・焦らし」に特化した語。teaseより文学的・比喩的な響き。 |
対義語: comfort、soothe
6派生語・関連語
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teasing
形容詞・名詞
からかうような;じらすような/からかい -
teasingly
副詞
からかうように;じらすように -
teaser
名詞
からかう人;予告編(映画・広告などで興味をじらす短い宣伝)
7コロケーション
- tease someone about ~ (〜についてからかう)
- tease someone for ~ (〜をねだる・せがむ)
- tease out (情報・意味などをじっくり引き出す)
8確認テスト
“The researchers had to carefully tease out the cause of the disease from a mass of conflicting data.”
① 研究者たちは大量の矛盾したデータから病気の原因をからかいながら探した。
② 研究者たちは大量の矛盾したデータから病気の原因をねだって引き出した。
③ 研究者たちは大量の矛盾したデータから病気の原因を丁寧に読み解いた。
④ 研究者たちは大量の矛盾したデータから病気の原因を急いで取り出した。
正解は③。”tease out” は「もつれた繊維をじっくりほぐす」というコアイメージから転じて、複雑に絡み合った情報から意味や原因を「辛抱強く引き出す・読み解く」という意味になる。急ぐ④や、からかう・ねだるという日常的な訳では文脈に合わない。
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