creature
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
creatureは「創る」を意味するラテン語 creare に由来し、「何らかの力によって生み出されたもの・存在」というのがコアイメージ。もともとは「神によって創造されたもの」という宗教的含意が強く、そこから「生き物全般」を指すようになった。人間も動物も神話上の存在も、すべて「何かに創られた存在」として括られる。また比喩的に「ある人物・環境の産物」として人間を指す用法もあり、これもコアイメージから自然に導かれる。「animal(動物)」や「being(存在)」と異なり、創られた側という受動的ニュアンスを帯びている点が特徴的。
2意味一覧
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名詞
生き物、動物
神によって創られた存在=この世に生きるあらゆる生命体を指す。人間・動物・架空の生物まで幅広く使える。 -
名詞
創造物、(想像上の)存在
「創られたもの」というコアイメージがそのまま出た用法で、神話・ファンタジー・SF上の存在を指すときによく使われる。 -
名詞
(ある人・状況の)産物、操り人形
「誰かに作られた存在」というコアイメージが人間関係に転用されたもの。例えばa creature of habit(習慣の奴隷)のように、何かに支配・形成されている人を表す。
3例文
4よくある間違い・注意点
animalと混同しがち。animalは生物学的に「動物(植物・菌類でない生物)」を指すのに対し、creatureは「創られた存在」というニュアンスから、人間・架空の生物・比喩的な意味でも使える。「可哀想な生き物」のように感情的・文学的な文脈ではcreatureが自然。
a creature of habit / a creature of circumstanceのような熟語的表現を知らずに「生き物」と直訳してしまうミスに注意。「~の産物・~に動かされる存在」という意味になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| animal | 生物学的な「動物」を指す客観的な語。creatureのような「創られた存在」という含意や感情的ニュアンスはなく、人間や架空の存在には通常使わない。 |
| being | 「存在するもの」という哲学的・抽象的なニュアンスが強い。human being(人間)のように使われる。creatureほど「創られた側」という受動性はない。 |
| beast | 野生の獰猛な動物や、粗暴な人を指す語でネガティブな含意が強い。creatureより意味が限定的。 |
対義語: creator、maker
6派生語・関連語
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create
動詞
創る、生み出す
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creation
名詞
創造、創造物 -
creator
名詞
創造者、作者 -
creative
形容詞
創造的な
7コロケーション
- a living creature(生き物)
- a mythical / fictional creature(神話上・架空の生き物)
- a creature of habit(習慣の奴隷・習慣的な人)
8確認テスト
“The politician was largely a creature of the media, shaped entirely by public opinion.”
① 生き物
② 架空の存在
③ 産物・操り人形
④ 動物
③ 産物・操り人形。be a creature of ~は「~によって作られた存在・~の産物」という意味の慣用表現。この文では「その政治家はメディアの産物であり、世論によって完全に形作られた」という意味。「創られた存在」というコアイメージが比喩的に使われた典型例。①④は生物的な意味であり文脈に合わず、②も実在する人物に使うのは不自然。
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