global
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
globalの語源はラテン語のglobus(球)。地球儀のような「丸い球体の表面全体をくまなく覆う」イメージがコアにある。そこから「地球全体にまたがる=世界的な」という意味が生まれ、さらに「一部を切り取らず球体全体を見渡す=全体的な・包括的な」という意味にも広がる。「世界的な」と「全体的な」は一見バラバラに見えるが、どちらも「どこかを取りこぼさず丸ごと包む」という同じコアイメージから来ている。文脈によって「世界規模の」とも「包括的な」とも訳せるのは、このコアイメージを理解しているからこそ自然に使い分けられる。
2意味一覧
-
形容詞
世界的な、地球規模の
地球という球体の表面全体をくまなく覆うイメージから、「世界中に及ぶ・地球規模の」という意味が生まれる。 -
形容詞
全体的な、包括的な
球体の表面を「余すところなく包む」イメージから、一部だけでなく全体を見渡す「包括的・総体的」という意味にも転じる。 -
形容詞
(コンピュータ用語)グローバルな、全域に有効な
プログラム全体の「どこからでもアクセスできる」変数や設定を指し、「全体に及ぶ」というコアイメージが専門用語にも応用されている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「global=グローバルな(カタカナ語)」と丸暗記すると、「全体的な・包括的な」という意味を見落としがち。a global perspective(全体的な視点)のようにglobalが「世界」と関係しない文脈でも使われることを意識しよう。
international(国際的な)との混同に注意。globalは「地球全体を一体として捉える」ニュアンスが強いのに対し、internationalは「複数の国の間のやり取り」に焦点を当てる。global trade(世界的な貿易の流れ全体)とinternational trade(国際間の貿易)は微妙に異なる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| international | 複数の国の間の関係・やり取りに焦点を当てる。globalが「地球を丸ごと一体として見る」のに対し、internationalは「国と国の間」という境界線が意識されている。 |
| worldwide | 「世界中に広がっている」という広がりの事実に焦点を当てた語。globalより客観的・地理的な広がりを強調し、コアイメージの「球体を丸ごと包む」という包括性や俯瞰的な視点のニュアンスは薄い。 |
| universal | 「あらゆる場所・あらゆる人に当てはまる」普遍性を強調する語。globalが地球という物理的スケールにとどまるのに対し、universalはより抽象的・哲学的な「例外なく全てに当てはまる」ニュアンスを持つ。 |
| comprehensive | 「全てを網羅した・包括的な」という意味ではglobalと重なるが、comprehensiveはスケールより「抜け漏れがない」完全性に焦点を当てる。地理的な意味合いはない。 |
対義語: local、regional、partial
6派生語・関連語
-
globe
名詞
地球、地球儀、球体
-
globally
副詞
世界的に、全体的に -
globalize
動詞
グローバル化する、世界規模に広げる -
globalization
名詞
グローバル化、世界規模の統合化
7コロケーション
- global warming(地球温暖化)
- global economy(世界経済)
- global perspective / global view(全体的・世界的な視点)
8確認テスト
“Before making a decision, the manager always tries to get a global picture of the situation.”
① 世界的な状況の写真
② 全体的な状況の把握
③ グローバルな写真撮影
④ 国際的な状況の分析
② 全体的な状況の把握。ここでのglobalは地理的な「世界的」ではなく「球体全体を俯瞰する」コアイメージから来る「包括的な・全体的な」の意味。a global picture of ~で「〜の全体像」という慣用的な使い方。①③は文脈に合わず、④のinternational(国際的な)とは意味が異なる。
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