charity
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
charityの語源はラテン語の「caritas(大切にすること・愛)」で、キリスト教における「隣人愛」の概念から来ている。コアイメージは「見返りを一切求めず、困っている他者へ手を差し伸べる純粋な愛」。これが「慈善活動・寄付」という具体的な行為を指すこともあれば、「慈愛・寛大な心」という内面の態度を指すこともある。また「慈善団体」という組織を指すこともある。いずれも根底には「損得なしに他者を思いやる心」がある。日本語の「チャリティー」はイベントや募金活動のイメージが強いが、英語のcharityはより深く、人格や精神のあり方にまで及ぶ広い概念である。
2意味一覧
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名詞
慈善(行為)・寄付
見返りを求めずに困った人へ手を差し伸べる行為そのもの。「donate to charity(慈善事業に寄付する)」のように具体的な行動として現れる。 -
名詞
慈善団体・福祉施設
「愛の手を組織化したもの」がcharityという団体。「a charity for homeless people」のように、社会的弱者を支援する非営利組織を指す。 -
名詞
慈愛・寛大な心・思いやり
コアイメージである「見返りを求めない愛」が人の内面の態度として表れたもの。他者の欠点を許し、善意で解釈する心のあり方を指す。「judge others with charity(寛大な心で人を判断する)」のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「charity」を「チャリティーイベント」のような具体的な募金活動に限定してとらえがち。しかし「show charity toward someone(人に寛大に接する)」のように、人の心の姿勢・態度を表す用法も大学受験レベルでは頻出なので注意。
「Charity begins at home.(慈善は家庭から)」ということわざが示すように、charityは規模の大小を問わず身近な思いやりも含む。「慈善=大金持ちがすること」という先入観を捨てよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| philanthropy | 「人類愛」を語源とし、社会全体をよくするための大規模・組織的な慈善活動を指す。charityより格式高く、富裕層や企業による大きな社会貢献活動に使われることが多い。 |
| generosity | 「気前の良さ・惜しみなく与える性質」を意味し、charityほど宗教的・道徳的な重みはない。金品だけでなく時間や労力を惜しまない場合にも使える。 |
| benevolence | 「善意・温情」を意味する格式語。charityが行為や態度にまで及ぶのに対し、benevolenceは内心の善意・好意のニュアンスが強い。 |
対義語: selfishness、greed、malice
6派生語・関連語
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charitable
形容詞
慈善的な・寛大な・思いやりのある -
charitably
副詞
慈善的に・寛大に・好意的に
7コロケーション
- donate to charity(慈善事業に寄付する)
- charitable organization / charity organization(慈善団体)
- show charity(寛大さ・思いやりを示す)
8確認テスト
“Rather than assuming the worst, try to interpret people’s words with charity.”
① チャリティー活動 ② 慈善団体への寄付 ③ 寛大な心・好意的な解釈 ④ 金銭的な援助
③。この文では「with charity」が「寛大な心を持って・好意的に」という意味で使われており、人の言葉をできるだけ善意に解釈しようという文脈。①②④はいずれも「お金や物を与える」という行為に引っ張られた誤答。charityのコアイメージである「見返りを求めない思いやり・愛」が、ここでは「他者を悪く決めつけない寛大な心の姿勢」として表れている。
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