sensible
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は11冊に掲載されています。
1コアイメージ
sensible の語根は sense(感覚・知覚)。「感覚でちゃんと捉えられる=現実をきちんと把握している」というのがコアイメージだ。現実をしっかり感知できる人間は、物事の本質を的確につかみ行動できる→「分別がある・賢明な」という意味になる。また「感覚で捉えられる」とは「知覚できるほどはっきり存在する」→「かなりの・相当の」という意味にもつながる。さらに直接的に「感覚で認識できる」→「知覚できる」という意味にもなる。どの意味も「感覚・現実にきちんと根ざしている」という一本の幹から伸びている。
2意味一覧
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形容詞
分別のある・思慮のある・賢明な
現実をきちんと感知できる人は状況を正確に把握し、理にかなった判断を下せる。「感覚でしっかり現実をつかんでいる」ことが「思慮深さ・賢明さ」に直結する。 -
形容詞
(変化・違いなどが)かなりの・相当の・顕著な
「感覚ではっきり認識できるほど大きい」というコアイメージから、「かなりの量・変化」を表す。ただし現代英語では主に改まった文章で使われる。 -
形容詞
知覚できる・感知できる(感覚器官で捉えられる)
最も語源に近い意味。「感覚(sense)で捉えられる(-ible)」そのものの意味で、哲学・科学的な文脈で用いられる。 -
形容詞
〔sensible of ~〕〜を自覚している・よく分かっている
「〜を感覚でしっかり把握している」→「〜を意識・自覚している」という意味。古風・格式ばった表現だが、英文読解で見落としやすい重要用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
sensible(分別がある・賢明な)と sensitive(敏感な・傷つきやすい)は語根が同じで混同しやすい。sensible は「現実をきちんとつかんで合理的に動ける人」、sensitive は「刺激に対して過敏に反応する人」と覚えると区別しやすい。
sensible を「感覚的な・センスのある」と誤訳しないこと。英語で「センスがある」に最も近いのは tasteful や have a good sense of ~ であり、sensible は「感情より理性を使える」というニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| wise | 長年の経験や深い洞察に基づく「知恵のある」さを指す。sensible がその場の現実的・合理的判断を強調するのに対し、wise はより深みと普遍性を含む。 |
| prudent | 将来のリスクを見越して慎重に行動する「用心深い・思慮深い」さを強調。sensible より「先読みして無駄なリスクを取らない」色合いが強い。 |
| reasonable | 論理・道理に基づいた「筋が通っている」さを表す。sensible が人の判断力のバランス感覚を指すのに対し、reasonable は主張や要求の妥当性にも使われる。 |
対義語: foolish、imprudent、reckless、insensible
6派生語・関連語
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sense
名詞・動詞
感覚・意味・センス / 感知する
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sensibly
副詞
賢明に・分別をもって -
sensibility
名詞
感受性・感覚能力(sensible とは異なり「繊細な感受性」の意味が強い) -
insensible
形容詞
感覚がない・意識のない・気づかない
7コロケーション
- a sensible decision(賢明な決断)
- sensible shoes(実用的な靴)
- sensible of ~(〜を自覚している)
8確認テスト
“She wore sensible shoes for the long hike rather than fashionable ones.”
① 感覚的な
② 実用的な・合理的な
③ 敏感な
④ かなりの
② 実用的な・合理的な。「長いハイキングのために、おしゃれな靴ではなく実用的な靴を履いた」という文脈。sensible のコアイメージ「現実をしっかりつかんで合理的に行動する」が「実用的・理にかなった」という形で現れている典型的な用法。①は sensible の誤訳の代表例、③は sensitive との混同、④は全く別の意味。
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