prudent
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
prudentのコアイメージは「将来起こりうるリスクや結果を先読みし、そこから逆算して今の行動を選ぶ」こと。ラテン語のprudens(先を見通す賢者)が語源で、単なる「頭がいい(clever)」とは異なる。感情や衝動に流されず、冷静に状況を分析して最も堅実な選択をする姿勢を指す。したがって「慎重な」と訳されることも「賢明な」と訳されることも、根本は同じ——先を読んで無駄なリスクを避けるという一貫したイメージから来ている。日常的な判断から財政・政策判断まで幅広く使われるが、いずれも「今だけ見ない、長期的な視点での合理的判断」というニュアンスが共通している。
2意味一覧
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形容詞
慎重な、用心深い
将来のリスクを見越して行動するコアイメージが、「軽率に動かず慎重に構える」という意味を生む。衝動的でなく、一歩引いて考えるニュアンス。 -
形容詞
賢明な、思慮深い
先を読んで最善の手を選ぶコアイメージから、「判断や行動が賢い」という評価的な意味になる。IQの高さではなく、実際的な判断の確かさを褒める表現。 -
形容詞
(財政・管理などにおいて)堅実な、節度ある
特にお金や資源の使い方において、将来を見越して無駄遣いをしないというコアイメージが「堅実・倹約的」という意味につながる。財政政策や家計の文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
cautious(慎重・臆病気味)との混同に注意。cautious は「消極的に危険を避ける」ニュアンスが強いが、prudent は「積極的に先を読んで最善を選ぶ」という前向きな知性を含む。prudent な人は時に大胆に行動することもある——それが最善だと判断すれば。
「慎重な」という訳だけで覚えると、財政・政策文脈で prudent が使われたときに「堅実な・賢明な」と訳せず不自然になりやすい。文脈によって柔軟に訳語を変える練習をすること。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cautious | リスクを避けることに重点があり、どちらかというと消極的・防御的なニュアンス。prudent は先読みの知性が含まれ、積極的・肯定的な評価を伴う。 |
| wise | broad な知恵・見識全般を指す。prudent は特に「実際の判断・行動における先見性」に焦点が絞られており、より実践的・具体的。 |
| sensible | 「常識的・分別のある」という意味で、感情より理性を優先するニュアンス。prudent ほど「将来への先読み」という要素は強くない。 |
| discreet | 「口が堅い、言動を慎む」という意味合いが強く、他者への配慮や秘密保持のニュアンスを含む。prudent より狭い場面で使われる。 |
対義語: rash(軽率な)、imprudent(無分別な)、reckless(向こう見ずな)
6派生語・関連語
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prudence
名詞
慎重さ、思慮深さ、先見の明 -
prudently
副詞
慎重に、賢明に、思慮深く -
imprudent
形容詞
無分別な、軽率な(prudent の反意派生語)
7コロケーション
- prudent decision(賢明な決断)
- prudent investor(堅実な投資家)
- prudent use of resources(資源の賢明な活用)
8確認テスト
“The government took prudent measures to stabilize the economy before the crisis hit.”
① 大胆な
② 堅実な
③ 緊急の
④ 強制的な
② 堅実な。「危機が来る前に」という表現がポイントで、将来のリスクを先読みして手を打つというprudentのコアイメージが表れている。財政・政策の文脈では「堅実な・慎重な」が最も自然な訳。①③④はいずれもコアイメージと合致しない。
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