premise
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
premiseの語源はラテン語の「praemittere(前に送り出す)」。「pre-(前に)+mise(置かれたもの)」という構造から、「あらかじめ前に置かれたもの」というコアイメージが生まれる。論理や議論の文脈では「結論を導くために前もって置かれた命題=前提」になる。不動産・法律の文脈では「最初に明示された場所・土地の記述」が転じて「建物・構内・敷地」の意味になった。つまり「何かが成り立つための土台として先に据えられたもの」というイメージが、論理的な前提も物理的な敷地も同じ根から説明できる。
2意味一覧
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名詞
前提、仮定
議論や推論を始める前に「先に置かれた」命題や条件のこと。これがなければ結論が成り立たない土台となるもの。 -
名詞(複数形 premises)
建物、屋内、構内、敷地
法律文書で不動産を「前に記述した土地・建物」と指したことに由来。複数形で使われることに注意。物理的な「土台=土地・建物」として据えられたもの。 -
動詞
〜を前提とする、前置きとして述べる
議論や話の「土台として先に置く」行為そのもの。「on the premise that〜」のように名詞でも同様の構文で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
premises(複数形)で「建物・構内」の意味になる。単数形 premise は主に「論理的前提」に使われるため、「施設に入るな」と言いたいときに premise と書いてしまうミスに注意。
「前提」という意味で assumption や hypothesis と混同しやすいが、premise は特に論理的推論の出発点となる命題に使い、assumption は根拠なく受け入れた仮定、hypothesis は検証を待つ科学的仮説というニュアンスの違いがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| assumption | 根拠や証明なしに「とりあえず正しいとみなしている」含意が強い。premiseが論理の土台に意図的に置かれるのに対し、assumptionは無意識に信じていることも多い。 |
| presupposition | 発話や命題が成立するために必要な「あらかじめ前提とされていること」。premiseより言語学・哲学的文脈で使われる。 |
| hypothesis | 検証・証明を待つ科学的な仮説。premiseが「議論の土台として認める命題」であるのに対し、hypothesisはまだ真偽が確定していない。 |
対義語: conclusion(結論)、consequence(帰結)
6派生語・関連語
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premises
名詞(複数)
建物、構内、敷地 -
premised
形容詞・動詞過去形
〜を前提とした(be premised on〜:〜に基づいている)
7コロケーション
- on the premise that〜(〜という前提のもとで)
- false/faulty premise(誤った前提)
- on the premises(施設内で・構内で)
8確認テスト
The entire policy is built on the premise that economic growth benefits everyone.
① この政策全体は、経済成長が誰にでも利益をもたらすという**前提**の上に成り立っている。
② この政策全体は、経済成長が誰にでも利益をもたらすという**仮説**を検証しようとしている。
③ この政策全体は、経済成長が誰にでも利益をもたらす**施設**の中で運営されている。
④ この政策全体は、経済成長が誰にでも利益をもたらすという**結論**から逆算されている。
①。premise は「議論・政策が成り立つための土台として先に置かれた命題」であり、ここでは「経済成長は全員に利益をもたらす」という出発点の命題が政策全体を支えている。②の hypothesis は未検証の科学的仮説、③の施設は複数形 premises の意味、④は premise と逆の conclusion の意味であり、いずれも文脈に合わない。
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