expert
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は10冊に掲載されています。
1コアイメージ
expertのコアイメージは「豊富な経験(ex-=外へ + pertus=試みた)を積み重ねた結果、高い熟練度に達した人や状態」です。ラテン語のexpertus(試み尽くした)を語源とし、単に知識があるというだけでなく、実際に多くの経験を経て体得した深い技能・知見を持つことを意味します。だから「専門家」とも「熟練者」とも訳せるのは、どちらも「経験に裏打ちされた高い能力」という共通イメージを持っているからです。形容詞として使うときは「熟練した・玄人的な」となりますが、これも同じコアから来ています。
2意味一覧
-
名詞
専門家、熟練者、達人
多くの経験を積み重ねた結果その分野に精通した人物を指す。知識だけでなく実践的な技能も含む点が核心。 -
形容詞
熟練した、専門的な、玄人の
「経験を積み尽くした」というコアが形容詞化したもの。an expert opinion(専門家の意見)、expert advice(専門的な助言)のように使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「specialist(スペシャリスト)」と混同しやすいが、specialistは「特定分野に特化した人」という意味合いが強く、学術・職業上の専門性を強調する。expertは「経験に裏打ちされた実践的な熟練度」がコアで、必ずしも公式の資格や肩書きを必要としない点が異なる。
形容詞用法を見落としがち。an expert opinion / expert knowledge のように名詞を修飾する形容詞としてもよく使われるため、品詞を文脈で判断する練習が必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| specialist | 特定分野に特化した専門家を指し、医師・弁護士など職業・学術上の専門性を強調。expertより「肩書き・資格」のニュアンスが強い。 |
| professional | 報酬を得て職業として行う人を指す。expertが「熟練度」に焦点を当てるのに対し、professionalは「職業・対価」に焦点を当てる。 |
| veteran | 長年の経験による「老練さ」を強調。expertより「年季・経歴の長さ」のイメージが前面に出る。 |
対義語: novice(初心者)、amateur(アマチュア)、beginner(初級者)
6派生語・関連語
-
expertise
名詞
専門知識、熟練した技能(expertが持つ知識・スキルそのものを指す)
-
expertly
副詞
熟練して、巧みに
7コロケーション
- leading expert(第一人者、権威ある専門家)
- expert opinion(専門家の意見・見解)
- consult an expert(専門家に相談する)
8確認テスト
“After years of practice, he became expert at reading financial charts.”
① 専門家に ② 有名人に ③ 熟練した状態に ④ 経験者として
正解は③「熟練した状態に」。この文では expert は形容詞として使われており、「become expert at ~」で「~に熟練する・~のプロになる」という意味。expertのコアイメージ「経験を積み重ねて高い技能に達した状態」が形容詞として表れており、「専門家に(なった)」と名詞的に解釈すると文法的にもニュアンス的にも不自然。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。