immediate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
1コアイメージ
immediateの語源はラテン語の「im-(否定)+mediate(間を取り持つ)」。つまり「間に何も介在しない」状態がコアイメージ。時間的に間が空かなければ「即座の」、空間・関係的に間に誰も挟まなければ「直接の・直属の」、範囲として目の前に迫っていれば「当面の・近い」となる。immediateな問題とは「間に他のことを挟める余地がないほど目前に迫った」問題のこと。どの用法も「媒介・隔たりがゼロ」という一点からすべて説明できるのが、この単語の本質。
2意味一覧
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形容詞
即座の、直ちの
時間的に間が一切挟まらない状態。「今すぐ」「遅延ゼロ」のニュアンス。 -
形容詞
直接の、直属の
人・物・関係の間に何も介在しない状態。「直属の上司」は自分との間に誰も挟まない上司のこと。 -
形容詞
当面の、差し迫った
時間的・空間的な隔たりがなく、目の前に迫っている状態。「今すぐ対処すべき」という緊迫感を含む。 -
形容詞
すぐ近くの、隣接した
空間的に間に何も挟まらない状態。「immediate neighborhood(すぐ近所)」のように物理的な近接を表す。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「immediate」と「instant」は似ているが、immediateは「間に何も介在しない」という関係性を強調し、instantは「瞬間的・一瞬で完結する」というスピード感を強調する。instant coffeeは「瞬時に溶ける」コーヒーだが、immediate responseは「間を置かずに返ってくる」応答のこと。
「直接の」という意味で使われるときに direct と混同しやすい。directは「まっすぐ向かっている方向性」が核で、immediateは「媒介がゼロの関係性」が核。direct supervisorとimmediate supervisorはほぼ同義で使われることもあるが、immediateのほうが「階層の間隔がゼロ」というニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| instant | 「瞬間的・一瞬で」というスピード感が核。immediateが「媒介のなさ」を強調するのに対し、instantは「完了の速さ」に焦点が当たる。 |
| prompt | 「遅延なく対応する」という積極的な行動を含意する。人や組織の「素早い対応」を褒める文脈で使われやすく、immediateより意志的なニュアンスが強い。 |
| direct | 「まっすぐ・迂回なし」が核。direct contactは「遠回りせずに直接接触すること」を、immediate contactは「間に誰も挟まない接触」を強調する。 |
| urgent | 「急を要する・緊迫した」という必要性・圧力が核。immediateが状態(間がない)を表すのに対し、urgentは重要度・切迫度の評価を含む。 |
対義語: distant、delayed、remote、indirect
6派生語・関連語
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immediately
副詞
即座に、直ちに;〜するとすぐに(接続詞的用法もあり)
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immediacy
名詞
即時性、直接性;目の前に迫っている感覚・リアルさ -
mediate
動詞
仲介する、調停する(語根:im-の付く前のもと)
7コロケーション
- immediate action(即座の行動)
- immediate family(直系家族・近親者)
- immediate concern / threat(当面の懸念・差し迫った脅威)
8確認テスト
Only immediate family members were allowed into the hospital room.
① 今すぐ駆けつけた家族
② 直系の・ごく近しい家族
③ 緊急連絡先として登録された家族
④ 医師から直接連絡を受けた家族
② 「間に誰も挟まない(血縁の隔たりがない)ごく近しい家族」が正解。immediate familyは「配偶者・親・子・兄弟」など直接的な血縁・婚姻関係の家族を指す定型表現。①は「即座の」という時間的意味の混同、③④はimmediateの意味を過剰解釈した誤り。
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