marry
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は9冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
marry のコアイメージは「二者を永続的な絆で結合させる」こと。単に「結婚する」という状態の変化だけでなく、「誰かと結ばれる(自動詞)」「誰かを誰かと結びつける(他動詞)」という両方向の動きを包む。自動詞では marry someone(〜と結婚する)、他動詞では父親が娘を誰かに嫁がせる・牧師が二人を結婚させるという「第三者が二者を結ぶ」用法が生まれる。この「結合」イメージは比喩的にも広がり、「〜を〜と組み合わせる・融合させる」という意味にも発展する。日本語の「結婚する」より動的で、関わる人数や立場によって訳し方が変わることを意識するのが大切。
2意味一覧
-
動(自)
(〜と)結婚する
自分が誰かと「結びつく」動作。marry someone の形で「〜と結婚する」となる。 -
動(他)
〜を結婚させる・嫁がせる
第三者が二者を「結びつける」行為。親が子を嫁がせる、牧師が式を執り行うなど、仲介者の立場から使う。 -
動(他)
〔比喩〕〜を〜と融合させる・組み合わせる
二つの異なるものを一つに結合させるコアイメージがそのまま比喩的に転用される。例えば「伝統と革新を結婚させる」のように使う。
3例文
4よくある間違い・注意点
「結婚している」という状態を表したいときに marry を使うのは誤り。× I am marrying him. ではなく ○ I am married to him. と be married to を使う。marry はあくまで「結婚する」という動作・変化の動詞。
marry と「一緒に」を重複させて × marry with someone とするのは誤り。marry someone と直接目的語をとるのが正しい用法(get married to someone とは区別すること)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| wed | やや文語的・格式的な表現。結婚式での誓いのニュアンスが強く、新聞の見出しや詩的な文脈でよく使われる。 |
| get married (to) | 口語で最もよく使われる表現。marry が動作そのものを表すのに対し、get married は変化のプロセスを強調するニュアンスがある。 |
| tie the knot | くだけたスラング的表現で「結婚する」。「結び目を結ぶ」という直喩的な表現で、marry のコアイメージに近いが、改まった文章では使わない。 |
対義語: divorce、separate
6派生語・関連語
-
marriage
名詞
結婚(状態・式・制度)/〔比喩〕融合・結合
-
married
形容詞
既婚の、結婚している -
remarry
動詞
再婚する -
unmarried
形容詞
未婚の
7コロケーション
- marry someone (〜と結婚する)
- get married to someone (〜と結婚する/口語的)
- marry into a family (結婚して〜の家族の一員になる)
8確認テスト
“His latest collection marries traditional Japanese aesthetics with cutting-edge technology.”
① 彼の最新コレクションは伝統的な日本の美学と最先端技術と結婚した。
② 彼の最新コレクションは伝統的な日本の美学と最先端技術を見事に融合させている。
③ 彼の最新コレクションは伝統的な日本の美学と最先端技術を分離させている。
④ 彼の最新コレクションは伝統的な日本の美学か最先端技術のどちらかを採用している。
② marry の「二者を永続的・調和的に結びつける」コアイメージが比喩的に転用された用法。直訳の「結婚させる」①では日本語として不自然。ここでは二つの異質な要素を高い次元で組み合わせるというニュアンスがあるため、「融合させる」が最も自然な訳となる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。