imperial
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は8冊に掲載されています。
1コアイメージ
imperialの語源はラテン語の「imperium(命令・支配権・帝国)」。これは「命令する権力」を意味し、単なる「国王」ではなく「皇帝・帝国」という、複数の民族・地域を統べる最高権威のイメージが核心にある。だからこそ「帝国の」「皇帝の」という意味になり、転じて「威厳ある・堂々たる・壮大な」というニュアンスも生まれる。また英国では実際の度量衡制度(ヤード・ポンド法)を指す用語としても使われるが、これも「大英帝国の公式基準」という権威性から来ている。コアを一言で言えば「帝国・皇帝に関わる最高位の威光」。
2意味一覧
-
形容詞
帝国の、帝位の、皇帝の
imperium(支配権)が語源であり、複数の民族・地域を統べる帝国や皇帝に直接関わることを表す最も基本的な意味。 -
形容詞
威厳ある、堂々とした、壮大な
帝国・皇帝の持つ「最高権威・威光」のイメージが転じて、人や建物・態度などが「帝王のように堂々としている」というニュアンスで使われる。 -
形容詞
(英国の)ヤード・ポンド法の(度量衡に関して)
大英帝国が定めた公式の度量衡制度という意味で、「帝国の公式基準」というコアイメージがそのまま技術用語に転用されたもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
imperialは「皇帝の」、royalは「王の(王室の)」と使い分けが重要。日本語ではどちらも「王室・皇室」と訳しがちだが、imperialは「emperor/empress(皇帝・女帝)」に関わり、royalは「king/queen(国王・女王)」に関わる。例えば日本の皇室はthe Imperial Family、英国王室はthe Royal Familyと表現する。
imperious(傲慢な・横柄な)と混同しやすいが、imperialは「帝国・皇帝に関する」という客観的な属性を表すのに対し、imperiousは「支配的で横柄な態度」という人物評価のニュアンスが強い否定的な語。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| royal | 「王(king/queen)に関わる」という意味で、皇帝ではなく国王レベルの権威を指す。imperialより一段低い位置づけ。 |
| regal | 「王者らしい・威厳のある」という見た目や振る舞いの印象を強調する形容詞。imperialのような政治的・制度的な意味はほぼなく、外見・態度の描写に使われる。 |
| majestic | 「威厳があり壮大な」という意味で、山や建造物など自然・非人格的なものにも広く使える。imperialと違い、政治的な「帝国」のニュアンスはない。 |
対義語: colonial(植民地の)、republican(共和主義の)、democratic(民主的な)
6派生語・関連語
-
imperialism
名詞
帝国主義 -
imperialist
名詞・形容詞
帝国主義者(の) -
imperious
形容詞
横柄な、威圧的な -
empire
名詞
帝国
-
emperor
名詞
皇帝
7コロケーション
- the Imperial Palace(皇居・宮殿)
- imperial power(帝国の権力・皇帝権)
- imperial expansion(帝国の拡大・領土拡張)
8確認テスト
“The general entered the hall with an imperial presence that commanded instant respect.”
① 帝国の
② 威厳に満ちた
③ 皇帝に命じられた
④ ヤード・ポンド法の
② 威厳に満ちた。presenceは「存在感・雰囲気」を意味し、「帝王のように堂々とした存在感」という転義が使われている。① は「帝国の」という直接的な所属関係を示す意味で、presenceとは意味的につながりにくい。③④は文脈に合わない。コアイメージ「帝国の威光」が人の振る舞いに転用された典型例。
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