huge
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
hugeのコアイメージは「通常の感覚・基準をはるかに超えてしまっている」という圧倒的な規模感です。物理的な「大きさ」だけでなく、数量・影響力・感情的な重みにまで幅広く使われます。bigやlargeが単に「(基準より)大きい」という客観的な比較を表すのに対し、hugeは「こんなに大きいのか!」という話者の驚きや強調のニュアンスが含まれています。また、近年の口語では「すごく人気がある/大成功している」という意味でも頻繁に使われ、これも「影響の規模が桁違い」というコアイメージから自然に派生しています。
2意味一覧
-
形容詞
巨大な、(物理的サイズが)途方もなく大きい
物理的な「大きさ」が通常の尺度をはるかに超えている状態。最も基本的な用法。 -
形容詞
莫大な、(数量・程度が)非常に大きい
サイズではなく量や程度が基準をはるかに超えている場合にも同じコアイメージが働く。 -
形容詞
(影響・重要性が)絶大な、大変重大な
影響力や意義の規模が桁違いに大きいことを示す。”a huge mistake”(重大な失敗)のように使われる。 -
形容詞【口語】
大人気の、大成功している
「影響を受ける人数・範囲が圧倒的に大きい」というコアイメージから、”be huge”で「大ヒットしている」という意味に発展した。
3例文
4よくある間違い・注意点
bigとhugeを混同しがち。bigは「(相対的に)大きい」という客観的な比較だが、hugeは「桁違いに大きい」という強調・驚きのニュアンスが含まれる。例えば “a big house” は単に「広い家」だが、”a huge house” は「とてつもなく広い家」という感嘆が込められている。
派生語や副詞形を知らず使えない学習者が多い。”hugely”(非常に、大いに)は important や successful などを修飾する形で頻出。”hugely successful”(大成功した)は重要なコロケーション。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| enormous | 「規格外に大きい」という点は共通だが、enormous はよりフォーマルで客観的な大きさを述べるニュアンスが強い。hugeには話者の驚きや強調が含まれやすい。 |
| vast | 空間・面積・数量の「広大さ・膨大さ」に特化した語。”vast desert”(広大な砂漠)のように広がりを強調する場合に使われ、hugeほど主観的な驚きは含まれない。 |
| massive | 「重量感・塊としての巨大さ」に焦点を当てる。物理的な圧迫感や固さを伴う大きさに向く。口語でもhugeに近い強調表現として使われる。 |
| colossal | 「想像を絶するほど巨大」という最上級に近い強調。hugeよりも大げさで文語的なニュアンスが強い。 |
対義語: tiny、minute、microscopic
6派生語・関連語
-
hugely
副詞
非常に、大いに(例:hugely successful「大成功した」) -
hugeness
名詞
巨大さ、莫大さ(あまり頻出ではないが知っておくと有用)
7コロケーション
- a huge amount of 〜(莫大な量の〜)
- a huge success / a huge hit(大成功、大ヒット)
- hugely successful(大いに成功した)
8確認テスト
“The new streaming service became huge almost overnight.”
① 巨大な建物になった
② あっという間に大人気になった
③ 一晩で莫大な費用がかかった
④ 急激に使いにくくなった
②
解説:”become huge” は口語で「大人気になる・大ヒットする」という意味で使われる。これはhugeのコアイメージ「影響を受ける規模が桁違いに大きい」から派生した用法。”almost overnight”(ほぼ一夜にして)という表現と合わせて、サービスが急激に爆発的な人気を獲得したことを表している。①・③のように物理的な大きさや費用と結びつけると不自然。
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