truth
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は7冊に掲載されています。
1コアイメージ
truthのコアイメージは「歪められることなく、そのままの状態にある実態」です。単に「嘘ではない情報」という表面的な意味にとどまらず、「現実・事実と完全に一致している状態」を指します。個人的な発言の「本当のこと(truth-telling)」から、普遍的・哲学的な「真理(universal truth)」まで幅広く使われるのは、どちらも「歪めようのない本来の姿」という共通イメージがあるからです。また「the truth」と定冠詞がつくと「唯一無二の真実の姿」というニュアンスが強まります。日本語の「真実」「真理」はどちらもこのコアイメージの異なる文脈での表れに過ぎません。
2意味一覧
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名
真実、本当のこと
現実・事実と一致した「歪められていない情報」のこと。発言や情報が「あるがままの姿」を伝えている状態を指す。 -
名
真理、普遍的な正しさ
時間や文化を超えて「揺るぎなくそうであり続ける実態」を指す。科学的・哲学的・宗教的な文脈でよく使われる。 -
名
(事物の)本質、実態
「The truth is…」の形で使われ、「表面的な見かけを超えた、本来の姿・実情」を提示するニュアンスが生まれる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「truth(真実・真理)」と「fact(事実)」を混同しやすい。factは「起きたこと・確認できる出来事」という客観的な記録に近く、truthは「あるがままの本質的な姿」というより深いニュアンスを持つ。例えば「It’s a fact that he left, but the truth is he was forced to.」(彼が去ったのは事実だが、真相は強制されたのだ)のように、factとtruthが対比されることもある。
「the truth」と「a truth」の違いに注意。「the truth」は「唯一の・その」真実という強い意味になるが、「a truth」や複数形「truths」は「(ひとつの)真理・真実の事柄」という意味で、普遍的な教訓や格言の文脈でよく使われる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| fact | 「確認・証明できる具体的な出来事や情報」に焦点。truthより客観的・表面的で、深い本質や内面的な誠実さのニュアンスはない。 |
| reality | 「現実に存在している状態」そのものを指す。truthが「本来の姿との一致」を強調するのに対し、realityは「現実世界の有り様」に焦点を当てる。 |
| honesty | 「誠実さ・正直さ」という人の性質・態度を指す抽象名詞。truthが「情報・内容の正確さ」なのに対し、honestyは「人がそれを伝えようとする姿勢」のこと。 |
対義語: lie、falsehood、deception
6派生語・関連語
-
true
形
本当の、真実の、正確な
-
truly
副
本当に、心から、誠実に -
truthful
形
正直な、真実を語る -
untruth
名
虚偽、嘘(lieよりフォーマルな語)
7コロケーション
- tell the truth(本当のことを言う)
- the whole truth(全ての真実、包み隠さない真実)
- in truth(実は、実際のところ)
8確認テスト
“To tell you the truth, I’ve been struggling with this problem for weeks.”
①正直に言うと
②真実を語ると
③真理を伝えると
④本当のことを告白すると
①「正直に言うと」が正解。「to tell you the truth」は自分の本音・実情を打ち明ける前置き表現として定型化しており、「自分の内面のあるがままの状態を伝える」というtruthのコアイメージが「正直に言うと」という自然な日本語に落ち着く。②は不自然ではないが、「語る」という語がやや重く定型表現として不自然。③「真理を伝える」は哲学的・宗教的な文脈向けで文意に合わない。④「告白する」はconfessのニュアンスで、深刻な秘密を暴露するようなニュアンスが生じてしまい過剰。
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