baggage
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
baggageのコアイメージは「旅の荷物のように、持ち歩かなければならない重荷」。本来は旅行時に携行する手荷物を指すが、英語ではこの「物理的に持ち運ぶ荷物」のイメージが比喩的に拡張され、「過去のトラウマ・しがらみ・精神的な重荷」という意味でも非常によく使われる。どちらも「自分が背負って生きていかなければならないもの」という共通のイメージがある。日本語の「荷物」「重荷」という言葉が持つ比喩的ニュアンスと重なる部分が多いが、特に心理的・感情的な「しがらみ」の意味では日本語の日常会話よりも頻繁に使われる点に注意が必要。
2意味一覧
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名詞
手荷物・旅行かばん
旅に持ち運ぶ物理的な荷物がコアイメージの原点。アメリカ英語では特にこちらの意味でよく使われる。 -
名詞
(過去の)精神的な重荷・しがらみ・トラウマ
物理的な「荷物を背負って運ぶ」イメージが比喩的に転じ、「過去の経験・感情的な問題を引きずる」という意味になる。受験英語でも頻出の重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
luggageとの違いに注意。luggageはスーツケースのような「大型の荷物」全般を指しやすいのに対し、baggageは「旅に携行する荷物一式」をやや抽象的に指す。イギリス英語ではluggageが好まれ、baggageは比喩的な意味(精神的な重荷)でよく使われる。試験で「emotional luggage」と書くのは不自然なので注意。
baggageは不可算名詞として使われることがほとんどで、「a baggage」や「baggages」とはしないのが原則。「荷物2つ」と言いたいときはtwo pieces of baggageと表現する。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| luggage | 意味はほぼ同じだが、イギリス英語ではluggageが日常的。baggageのように精神的な重荷という比喩的用法はluggageにはほとんどない。 |
| burden | 「重荷・負担」という比喩的意味ではburdenも近いが、burdenはより広く「義務・責任・経済的負担」にも使われる。baggageは特に「過去の経験や感情的なしがらみ」に焦点が当たる。 |
| belongings | 「所持品・持ち物」全般を指し、旅行に限定されない。baggageよりカジュアルで日常的な所持品に使う。 |
6派生語・関連語
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baggage claim
名詞(句)
(空港の)手荷物受取所
7コロケーション
- carry-on baggage(機内持ち込み手荷物)
- emotional baggage(精神的な重荷・感情的なしがらみ)
- baggage claim(手荷物受取所)
8確認テスト
She’s a great person, but she carries a lot of baggage from her childhood.
①彼女は素晴らしい人だが、子供の頃から大量の手荷物を持ち歩いている。
②彼女は素晴らしい人だが、子供時代のトラウマやしがらみを多く抱えている。
③彼女は素晴らしい人だが、子供の頃の思い出をたくさん持っている。
④彼女は素晴らしい人だが、幼少期に多くの荷物を運ばされた。
②。carry baggageは「(精神的な重荷を)引きずる」という比喩的表現。from her childhoodとセットで「子供時代に由来する感情的なしがらみやトラウマを抱えている」という意味になる。物理的な荷物の話ではなく、心理的な文脈であることがポイント。baggageのコアイメージ「背負って運ぶ重荷」が感情面に転じた典型的な用法。
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