commission
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
commissionの語源はラテン語の「com-(共に)+mittere(送る)」。つまり「権限や役割を相手のもとへ送り届ける」というイメージが根底にある。誰かに何かを「任せる・委ねる」ときに、その行為そのものが commission だ。芸術作品の制作依頼でも、販売を代行させる委託でも、軍の任務付与でも、すべて「権限や仕事をある人に渡して任せる」という一本の軸でつながっている。手数料の意味も「仕事を任されたことへの対価」として自然に派生する。このコアイメージを掴めば、文脈に応じて「依頼」「委任」「手数料」「任命」などを使い分けられる。
2意味一覧
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名
委託・依頼・注文(仕事や制作を誰かに任せること)
権限や仕事を相手に「送り渡す」コアイメージそのもの。特に芸術作品や専門的な仕事の発注に多く使われる。 -
名
手数料・コミッション
仕事を任された代理人が受け取る対価。「任された仕事の報酬」として自然に派生した意味。 -
名
委員会・委任された機関
権限を「委ねられた」人々の集まり。調査や審議の権限を公式に与えられた機関を指す。 -
名
(軍の)任官・士官任命状
軍において指揮権限を「授与する」行為。officer’s commission(士官任命状)の形でよく使われる。 -
動
〜に依頼する・委託する・注文する
「仕事や権限を相手に送り渡す」コアイメージを動詞化したもの。commission someone to do の形が典型的。
3例文
4よくある間違い・注意点
commitとの混同に注意。commit は「(自分が)行為を犯す・約束する」で主語が自ら動くイメージ。commissionは「誰かに権限・仕事を渡す」で他者への委任がポイント。commit a crime(罪を犯す)とcommission a work(作品を依頼する)を混同しないこと。
手数料の意味でfeeやchargeと混同しがち。feeは一定額の「料金・謝礼」、chargeは「請求される費用」だが、commissionは「成果に連動した出来高報酬」というニュアンスが強く、販売額や取引額の一定割合を指すことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| mandate | 上位機関から正式に与えられる「命令・権限」のニュアンスが強く、政治・国際機関の文脈で使われることが多い。commissionより権威的・強制的な響きがある。 |
| assignment | 割り当てられた「任務・課題」を指し、仕事の内容そのものに焦点が当たる。commissionのように「依頼行為」や「手数料」の意味は持たない。 |
| fee | 専門的サービスに対して支払う一定額の報酬。commissionが出来高・割合に基づくのに対し、feeは固定額であることが多い。 |
対義語: dismissal、revocation
6派生語・関連語
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commissioner
名
委員・長官・理事(権限を委任された人) -
commissioned
形
任命された・依頼を受けた(commissioned officer=士官) -
decommission
動
(艦船・施設などを)退役させる・廃止する(委任を解く)
7コロケーション
- on commission(歩合制で・委託販売で)
- commission someone to do(人に〜するよう依頼する)
- sales commission(販売手数料・営業歩合)
8確認テスト
“The government set up a commission to investigate the cause of the accident.”
① 手数料
② 委員会
③ 依頼状
④ 任官式
② 委員会。政府が事故原因を調査する「権限を委任された機関」を設置したという文脈。commissionは「権限を委ねられた人々の集まり」を意味し、この場合は『委員会』が最も自然。①の手数料はon commissionのような文脈、③④は文脈と合わない。
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