clever
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
cleverのコアイメージは「生まれつきの知性というより、頭の回転が速く、状況をうまく利用できる器用さ・抜け目なさ」です。inteligentやwiseが深い知識や判断力を示すのに対し、cleverは「機転が利く」「うまいことやる」というニュアンスが強く、時にずる賢さや小手先の巧みさを含意することもあります。「利口な子供」という文脈では素直な褒め言葉ですが、大人の行動に使われると「抜け目ない」「うまい手を使った」という皮肉や批判を帯びることもあります。この「頭の使い方がうまい」という中核イメージが、子供への称賛から計略・工夫の巧みさまで幅広い文脈をカバーします。
2意味一覧
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形容詞
利口な、頭の回転が速い
知識量というより「状況への対応が素早い」という器用さのイメージから、特に子供や若者の機転・賢さを褒める文脈で使われる。 -
形容詞
巧妙な、うまい(方法・アイデアなど)
頭をうまく使って考えられた「工夫」や「アイデア」に対し、「よくできた」「うまい」と評価するニュアンス。 -
形容詞
抜け目ない、ずる賢い
「頭の使い方がうまい」というイメージが行き過ぎると、自分の利益のために知恵を働かせる「ずる賢さ」のニュアンスを帯びることがある。大人に対して使う場合は要注意。
3例文
4よくある間違い・注意点
inteligentと混同しやすいが、intelligentは「知的能力が高い(IQや深い思考力)」という意味合いが強く、より中立的・客観的な響き。cleverは「機転・器用さ」に焦点があり、文脈によって褒め言葉にも皮肉にもなるため注意が必要。
日本語の「賢い」に対応する英語として真っ先に思い浮かべがちだが、大人に対してcleverを使うと「抜け目ない」「うまく立ち回る」という若干ネガティブなニュアンスを伴うことがある。特にイギリス英語では「生意気」「知ったかぶり」の意味合いで使われることもある(例: Don’t be clever with me.)。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| intelligent | 知的能力の高さを客観的に示す語。cleverより堅く、機転より深い思考力・理解力に重点を置く。 |
| smart | cleverに最も近い語でアメリカ英語で好まれる。cleverより口語的で「頭がいい・要領がいい」という意味合い。 |
| wise | 経験や深い洞察から生まれる「賢明さ」を指す。cleverの「機転・器用さ」とは異なり、人生の知恵や判断力のニュアンス。 |
| cunning | cleverのずる賢い側面が全面に出た語。「狡猾な」という明らかにネガティブな意味合いを持つ。 |
対義語: stupid、dull、foolish
6派生語・関連語
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cleverly
副詞
巧みに、利口に、うまく -
cleverness
名詞
賢さ、機転、巧みさ
7コロケーション
- a clever trick(巧妙なトリック)
- a clever idea(うまいアイデア)
- too clever by half(小賢しすぎる)
8確認テスト
“The lawyer found a clever loophole in the contract.”
① 賢明な
② 巧妙な
③ 知的な
④ ずる賢い
② 巧妙な。「抜け穴を見つける」という文脈では、深い知恵(wise)でも単なる高い知能(intelligent)でもなく、うまい方法を見つけ出した「機転・器用さ」を表すcleverのコアイメージが「巧妙な」という訳に最もよく表れている。④のずる賢いも近いが、ここでは中立〜やや肯定的なニュアンスが文脈に合う。
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