data
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
dataはラテン語の「datum(与えられたもの)」の複数形。つまり、現実から「与えられた・拾い集められた事実や数値の集まり」がコアイメージ。日本語の「データ」「情報」「知識」という訳語は文脈によって使い分けるだけで、根底には「何かを判断・分析するために集めた生の素材」という感覚がある。重要なのは、dataはまだ解釈や意味付けがされていない「材料」であるという点。だからこそ「データが示す(shows)」「データを収集する(collect)」のように、人間がそれを読み解くことで初めて意味をなす、という文脈で使われることが多い。
2意味一覧
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名
データ・数値・記録
現実から「与えられた事実や数値の集まり」というコアイメージが直結する。統計・実験・観測などで得られた生の素材を指す。 -
名
情報・資料
集められた事実群を「判断に使う素材」として捉えると「情報・資料」という訳が自然になる。特にビジネスや研究の文脈でよく使われる。 -
名
(コンピュータの)データ・デジタル情報
コンピュータが「与えられ・処理する素材」という意味で、IT文脈では「デジタルデータ」の意味になる。現代では最も頻繁に使われる用法のひとつ。
3例文
4よくある間違い・注意点
dataはラテン語の複数形なので、学術・フォーマルな文脈では「Data are…(データは…である)」と複数扱いが正しいとされる。ただし現代の日常・ビジネス英語では「Data is…」と単数扱いも広く許容されている。受験では両方を目にする可能性があるので混乱しないようにしよう。
dataは「生の素材・事実の集まり」であり、それを解釈・分析した結果が information(意味のある情報)。つまり「data → 分析 → information」という流れがある。両者を混同しないように注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| information | dataが「生の事実・数値の集まり(素材)」なのに対し、informationは「意味付けされ・整理された知識」。dataを処理した結果がinformationになるイメージ。 |
| statistics | statisticsは数値を統計的に処理・まとめたものを指し、より数量的・集計的なニュアンスが強い。dataより「分析済み」の段階にある。 |
| evidence | evidenceは「ある主張を裏付けるための証拠」という目的意識が強い。dataは中立的な素材だが、evidenceは特定の結論に向けて使われる点が異なる。 |
対義語: speculation(推測)、opinion(意見)
6派生語・関連語
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database
名
データベース(データを体系的に格納・管理したシステム) -
datum
名
データの単数形(学術的文脈で使われる一つの事実・数値) -
data-driven
形
データに基づいた・データ主導の
7コロケーション
- collect data(データを収集する)
- analyze data(データを分析する)
- data shows / data suggests(データが示す/示唆する)
8確認テスト
“We don’t have enough data to draw any conclusions yet.”
① 私たちはまだ十分な知識を持っていない
② 私たちはまだ結論を出すための十分なデータ(根拠となる事実)がない
③ 私たちにはまだ十分な意見がない
④ 私たちはまだ十分な経験を積んでいない
② が正解。dataは「結論を導くために必要な生の事実・数値の集まり(素材)」というコアイメージを持つ。「知識(①)」「意見(③)」「経験(④)」はそれぞれ knowledge・opinion・experience に対応する訳語であり、dataの本質的なニュアンス(観測・記録された客観的な素材)とは異なる。「結論を出すための根拠となる事実がまだ足りない」という文脈に最もフィットするのは②。
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