cue
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
cue のコアイメージは「ある行動・反応を引き起こすトリガー(きっかけ)」です。もとは演劇用語で、俳優が台詞を言ったり動いたりするタイミングを知らせる「合図」を指していました。このイメージが広がり、舞台に限らず「次の行動を促すシグナル」全般を意味するようになっています。重要なのは、cue はただの「信号」ではなく、受け取った側が何らかの行動・反応をする「タイミングや契機」を含んでいる点です。だから「ちょうど良いタイミング」という訳も、「cue=行動を起こすべき合図がぴったり来た瞬間」というコアイメージから自然に導けます。
2意味一覧
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名詞
(行動・発言を促す)合図、きっかけ、手がかり
「次に何をすべきかを知らせるトリガー」がコアイメージ。演劇の出番合図から、日常の「行動するきっかけ」まで幅広く使われる。 -
名詞
(心理学・行動科学で)手がかり、刺激
特定の行動・反応を引き出す「刺激・情報」のこと。視覚的 cue、聴覚的 cue など、人や動物が判断・行動するための「トリガー」というコアイメージが直結する。 -
動詞
(人に)合図を送る、きっかけを与える
「行動を促すトリガーを与える」行為そのものを動詞化したもの。「cue someone to do ~」の形で使われることが多い。 -
名詞
(ビリヤードの)キュー棒
ボールを打つ「棒」という意味で別語源とも言われるが、「次の動作を引き起こす道具」というニュアンスは共通している。
3例文
4よくある間違い・注意点
cue と queue(列に並ぶ・列)は発音が同じ(kjúː)でまったく意味が異なるので混同しないよう注意。「映画館の前に長い行列がある」は a long queue であり、a long cue とは書かない。
「take one’s cue from ~」(~にならう・~を手本にする)というイディオムを「合図を取る」と直訳しないこと。コアイメージ通りに「~から行動のヒントを得る」と理解するのが正確。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| signal | signal は機械的・物理的な「信号」全般を指し、行動を促す意図が必ずしも含まれない。cue は受け取った側が何らかの行動を起こすトリガーという意味合いが強い。 |
| prompt | prompt は「即座に行動させる促し」のニュアンスが強く、急かす含みがある。cue はタイミングを教える合図であり、緊急性はない。 |
| hint | hint は「間接的な示唆・ほのめかし」で、受け取る側が自分で気づく必要がある。cue はより明示的に「次の行動を促す合図」。 |
対義語: silence、no signal
6派生語・関連語
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cued
形容詞・過去分詞
合図を受けた、準備ができた -
cueing
動名詞・現在分詞
合図を送ること、きっかけを与えること -
miscue
名詞・動詞
合図の失敗、手がかりの読み違い
7コロケーション
- take one’s cue from ~(~を手本にする・~にならう)
- on cue(ちょうど良いタイミングで・合図通りに)
- cue someone to do(人に~するよう合図する)
8確認テスト
「Many young entrepreneurs take their cue from Silicon Valley startups.」
① 多くの若い起業家は、シリコンバレーのスタートアップを合図として使っている。
② 多くの若い起業家は、シリコンバレーのスタートアップにならって行動している。
③ 多くの若い起業家は、シリコンバレーのスタートアップへの合図を送っている。
④ 多くの若い起業家は、シリコンバレーのスタートアップと列を作っている。
② が正解。「take one’s cue from ~」は「~から行動のきっかけ・手本を得る」=「~にならう」というイディオム。cue のコアイメージ「行動を促すきっかけ」をそのままイディオムに当てはめると②が最も自然。④は queue(列)との混同を狙ったひっかけ。
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