predict
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
predictは「pre-(前に)+ dict(言う)」というラテン語の構造を持ち、「前もって言い切る」というコアイメージがある。単なる当てずっぽうではなく、観察や分析・データといった根拠をもとに「先の状態を言い表す」ニュアンスが強い。日本語の「予言する」は神秘的・宗教的な響きがあるが、predictはあくまでも論理や証拠に基づく「予測」に使われることが多い。天気予報士が気象データから「明日は雨だ」と言う場面や、科学者が実験結果から傾向を述べる場面がまさにこの単語の典型的な使用場面。「予報する・予測する・予想する」など文脈によって訳語は変わるが、「根拠を持って先を言い切る」という感覚が根底にある。
2意味一覧
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動
(根拠に基づいて)予測する、予想する
データや経験・観察を「前もって言葉にする」行為。日本語の「予測・予想」がこのニュアンスに最も近い。 -
動
予報する
天気や災害など、専門的知見に基づいて先の状況を述べる文脈では「予報する」と訳すのが自然。 -
動
(結果・傾向を)見通す、示唆する
主語がデータや状況など無生物の場合、「〜が〇〇を示唆する」「〜からすると〇〇が見込まれる」という訳が自然になる。見落とされがちだが重要な用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
「予言する」と訳すと霊能者や占い師のような神秘的な響きになってしまう。predictはあくまで根拠ある「予測・予想・予報」。神秘的な予言には prophesy や foretell の方が近い。
主語が「データ・結果・研究」など無生物のとき、そのまま「〜が予測する」と訳すと不自然な日本語になる。「〜が示す/示唆する/見込まれる」などと意訳するのがコツ。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| forecast | 天気・経済・売上など数値や傾向を専門的に「予報・予測する」ニュアンス。predictより技術的・定量的な文脈で使われることが多い。 |
| foresee | 将来起こりうることを「見通す・予見する」。predictより直感や洞察力によるニュアンスが強く、根拠の明示が必ずしも伴わない。 |
| anticipate | 「〜が起こると見越して心の準備をする」ニュアンスを含む。単に予測するだけでなく、それに備える含意がある。 |
| prophesy | 神や超自然的な力に基づく「予言」。宗教的・神秘的文脈で使われ、predictとは性質が大きく異なる。 |
対義語: report(事後に報告する)、recall(振り返る)
6派生語・関連語
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prediction
名
予測、予想、予言
-
predictable
形
予測可能な、予想通りの -
unpredictable
形
予測不可能な、気まぐれな -
predictably
副
予測通りに、案の定 -
predictor
名
予測者、予測因子
7コロケーション
- predict the outcome(結果を予測する)
- predict with accuracy(正確に予測する)
- hard to predict(予測が難しい)
8確認テスト
“The data from the experiment predicted a significant increase in efficiency.”
① データが重要な効率の向上を予言した
② データが重要な効率の向上を示唆していた
③ データが重要な効率の向上を命令した
④ データが重要な効率の向上を証明した
②。主語が「データ(無生物)」であるため、「予言した」はおかしく、「証明した」では断定が強すぎる。predictのコアイメージ「根拠に基づいて先を言い表す」を無生物主語に当てはめると、「〜を示唆していた/〜が見込まれた」という自然な日本語になる。
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