forecast
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
forecastは「fore(前もって)」+「cast(投げる・計算する)」から成る語。castには「石を投げる」「网を投げる」といった具体的な行為のほか、古英語・中英語では「計算する・見積もる」という意味があった。つまりforecastの本質は「未来に向かって思考を投じ、データや根拠をもとに体系的に先読みする」こと。単なる「なんとなく予想」ではなく、気象データや経済指標など客観的な情報を分析して導き出す点が重要。天気予報・経済予測・業績見通しなど「専門的・定量的な予測」に多く使われるのはこのためだ。
2意味一覧
-
動詞
(データや根拠に基づいて)予報する・予測する
「前方に計算を投げる」コアイメージから、根拠をもとに未来を見通す行為を指す。直感ではなく分析的な予測。 -
名詞
予報・予測・見通し(特に天気予報・経済予測)
動詞と同じコアイメージがそのまま名詞化されたもの。「分析に基づいて出された見通し」という結果物を指す。 -
動詞(やや硬い用法)
(事態の推移を)あらかじめ見込む・想定する
ビジネス・政策文書などで「売上を〜と見込む」「損失を〜と想定する」という文脈でも使われる。数値的根拠を伴う点は共通。
3例文
4よくある間違い・注意点
predictと混同しやすいが、forecastは「データや根拠に基づく体系的な予測」、predictはより広く「直感・経験・論理など手段を問わない予言・予測」を指す。天気や経済の話題ではforecastが自然で、predictを使うと少し大げさな印象になる場合がある。
forecastの過去形はforecastedとforecastの両方が使われる(不規則変化)。特にイギリス英語ではforecastがそのまま過去形にも使われることが多いため、forecastedだけが正しいと思い込まないよう注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| predict | 手段・根拠を問わず幅広く「予言・予測する」意味で使う。直感や経験則による予測にも使えるforecastより守備範囲が広い汎用語。 |
| project | 財務・統計データを外挿して将来値を「試算する・推計する」ニュアンスが強い。ビジネス・会計文書で頻出。forecastより数値的・機械的な印象。 |
| anticipate | 「〜が起こるだろうと心理的に予期する・見越す」ニュアンス。感情や期待感が伴う場合が多く、客観的データより主観的判断が前面に出る。 |
| foresee | 「先を見通す」という意味で詩的・文語的。将来の問題やリスクに気づくことを強調する場合に使われ、定量的なニュアンスはほぼない。 |
対義語: report(報告する・事後の記録)、review(振り返る・事後評価)
6派生語・関連語
-
forecaster
名詞
予報者・予測者(特に気象予報士) -
forecasting
名詞・動名詞
予測(すること)・予報業務(demand forecasting=需要予測 など)
7コロケーション
- weather forecast(天気予報)
- forecast growth / sales / revenue(成長・売上・収益を予測する)
- economic forecast(経済見通し)
8確認テスト
The IMF has forecast a sharp slowdown in global economic growth.
①「世界経済成長の急激な減速を警告した」
②「世界経済成長の急激な減速を予測した」
③「世界経済成長の急激な減速を発見した」
④「世界経済成長の急激な減速を恐れている」
②
forecastは「データや根拠に基づいて体系的に先を見通す」コアイメージを持つ語。IMFのような国際機関が経済指標を分析して未来を見通す文脈では「予測した」が最も自然。①のwarnは「警告する」であり危険を訴えるニュアンスが加わる。③のdiscoverは「(すでに存在するものを)発見する」、④のfearは主観的な「恐れ」であり、いずれもforecastの客観的・分析的なニュアンスとは異なる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。