organism
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
「organism」の語源は、ギリシャ語の「organon(道具・器官)」に由来し、「organ(器官)」と同じ根を持つ。コアイメージは「各部分が役割を持ち、全体として一つの機能するまとまりをなしているもの」。生物の体が心臓・肺・脳などの器官(organ)がそれぞれ役割を担って全体として生きているように、「organism」は『部品がばらばらではなく、有機的に連携して一つの目的のために動いているシステム』を指す。そのため、文字通りの「生物」だけでなく、社会・企業・組織をあたかも一つの生き物のようにとらえる比喩的用法でも使われる。「living thing」よりも、構造的・機能的なまとまりへの意識が強い点が特徴的。
2意味一覧
-
名詞
生物、有機体
器官が有機的に連携し、全体として生命活動を営む存在。細菌から人間まで、あらゆる生きているまとまりを指す。 -
名詞
(比喩的に)有機的に機能する組織・社会・システム
生物のように各部分が連携して全体として機能する、という比喩的用法。社会や企業を「一つの生き物」としてとらえる表現で用いられる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「organism」と「creature」は混同されやすいが、「creature」は「神に創られたもの」というニュアンスを持ち、感情的・文学的色合いが強い。「organism」は生物学的・構造的なまとまりに焦点を当てた、よりサイエンティフィックな語。
「有機体」という日本語訳は硬くて意味が取りにくいが、要は「器官(organ)を持つまとまり」のこと。「生物」と訳して問題ない場面が大半だが、比喩的に使われている場合は「組織」「システム」と訳すと自然になることがある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| living thing | 「生きているもの」という日常的・感覚的な表現で、構造的なまとまりへの意識はない。「organism」より広くカジュアル。 |
| creature | 「創られた存在」という語感があり、文学・宗教的文脈でよく使われる。「organism」より感情的ニュアンスを帯びやすい。 |
| being | 「存在するもの」という極めて広い語で、生物に限らず概念的存在にも使われる。「organism」のような機能的まとまりの含意はない。 |
対義語: inanimate object(無生物)、mechanism(機械的なしくみ)
6派生語・関連語
7コロケーション
- living organism(生きている有機体/生物)
- single-celled organism(単細胞生物)
- genetically modified organism(遺伝子組み換え生物)※略称GMO
8確認テスト
“A healthy economy functions like a living organism — each sector depends on the others to survive.”
① 微生物
② 器官
③ 生命体
④ 細菌
③「生命体」が正解。この文では経済を生物のように表現しており、各セクターが器官のように連携するという比喩が使われている。「微生物」や「細菌」は生物学的意味に限定されすぎ、「器官」はorganに相当し意味が異なる。「生命体(=まとまりとして機能する存在)」がコアイメージに最も忠実で、比喩的文脈でも自然に通じる。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。