originate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
originateの根底にあるイメージは「origin(起点・源)から何かが生じ始める」こと。単なる「始まる」ではなく、「どこか特定の場所・時・人・出来事を起点として、そこから発生・誕生する」という方向性と出発点の感覚が重要です。自動詞では「〜に起源を持つ、〜から生まれる」、他動詞では「(新しいものを)初めて生み出す・考案する」という意味になります。どちらも「ゼロから何かが生まれ出るポイント」を意識しているのが共通のコアです。「たまたま始まる」ではなく、起源・源泉がどこかに必ず存在するというニュアンスが含まれています。
2意味一覧
-
動(自動詞)
(〜に)起源がある、〜から生じる・発生する
「origin(起点)から出発する」コアそのもの。in / from / withなどの前置詞を伴って「どこを起点とするか」を示す。 -
動(自動詞)
始まる、発する(場所・時代・人物が主語になる場合)
特定の場所・時・人物がその「発生の起点」として機能する文脈で使われ、「〜に端を発する」と訳すと自然なことも多い。 -
動(他動詞)
(思想・制度・物などを)初めて生み出す、考案する、創始する
他動詞では「起点そのものを作る人・主体」が前面に出る。まったく新しいものをゼロから世に生じさせるというニュアンスがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
前置詞の選択ミスに注意。「〜に起源がある」はoriginate in〜(場所・時代)、「〜から生じる」はoriginate from〜(原因・人)が基本。inとfromを混同しやすいので、「in=その場所・時の中で生まれた」「from=その出所・原因から出てきた」と使い分けを意識しよう。
startやbeginとの混同に注意。originateには「その一点が絶対的な起源・発祥」という重みがあり、単に「始まった」という軽い出来事には使いにくい。歴史・文化・学説・習慣など、由来や出所を問題にする文脈で使われることがほとんど。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| arise | 「(問題・感情・状況などが)生じる・起きる」で、originateより広く使われ、起源の重みより「突発的に現れる」ニュアンスが強い。 |
| stem from | 「〜に由来する・〜から来ている」で、原因や根拠のつながりを強調するイディオム。originateより因果関係のニュアンスが前面に出る。 |
| derive from | 「〜から派生・引き出される」で、語源・法律・知識などが別のものを源として生まれる場合に使いやすい。 |
| invent | 他動詞用法のoriginateに近いが、inventは「技術・装置など具体的な発明」に限定され、概念・制度・思想には使いにくい。 |
対義語: end、terminate、cease
6派生語・関連語
-
origin
名詞
起源、発祥、出自
-
original
形容詞・名詞
(形)最初の、独創的な/(名)原本、オリジナル
-
originally
副詞
もともと、当初は、元来
-
origination
名詞
発生、起源、創始 -
originator
名詞
創始者、考案者
7コロケーション
- originate in + 場所・時代(〜に起源がある)
- originate from + 原因・人・場所(〜から生じる)
- originate the idea / concept(考え・概念を最初に生み出す)
8確認テスト
Many scholars believe that the tradition of shaking hands originated in ancient Greece as a gesture of peace.
① 悪化した
② 廃れた
③ 生まれた・始まった
④ 輸出された
③「生まれた・始まった」が正解。originatedは「古代ギリシャを発祥の地として、そこから存在し始めた」というコアイメージを持つ。握手という習慣の絶対的な起源・発祥を語る文脈であり、単なる「始まった(started)」より「その地が起源である」という重みが込められている。①②④はコアイメージとまったく合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。