origin
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は15冊に掲載されています。
1コアイメージ
originのコアイメージは「何かが最初に生まれた・始まった地点」です。ラテン語の「oriri(立ち上がる、生まれる)」に由来し、「そこから物事が立ち上がってきた根本の場所・瞬間」を指します。時間的な「始まり・発端」にも、空間的な「出身地・出所」にも使われるのは、どちらも「そこからスタートした点」という同じイメージからです。単に「原因」と覚えると「なぜ事件が起きたか」のような直接的な因果関係の意味に引っ張られますが、originはもう少し根本的な「出どころ」のニュアンスが強く、「どこから来たか」という来歴・素性を問う場面でも頻出します。
2意味一覧
-
名
起源・始まり
時間軸上での「出発点」。何かが最初に生まれた瞬間・状況を指す。 -
名
原因・発端
「出発点」が転じて、ある事態が「そこから動き出した根本」を指す。直接的な因果よりも根本的な出どころのニュアンスが強い。 -
名
出身・出自・家柄
人や物がどこから「来たか」という空間的・社会的な出発点。ethnic origin(民族的出自)やof humble origin(卑しい出自の)のように使われ、見落とされがちな重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「原因」として覚えると cause と混同しやすい。cause は「直接引き起こすもの」(Smoking is a cause of cancer.)だが、origin は「根本的な出どころ」のニュアンスが強い。The origin of the conflict は「紛争がそもそもどこから始まったか」であり、単なる直接原因とは少し異なる。
「出身」の意味を忘れがち。of … origin という形で「〜出身の・〜系の」という意味になる重要表現(e.g. of Korean origin「韓国系の」)は入試頻出なので必ず押さえておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| source | 「流れ出る源泉」のイメージ。情報・川・エネルギーなど「供給元・出所」に使いやすく、originより具体的・現在進行的なニュアンスがある。 |
| cause | 「直接引き起こすもの」に焦点。因果関係の直接性が強く、originほど「根本的な出発点」の含意はない。 |
| root | 「根っこ」のメタファーで、問題や習慣の「深層にある根本原因」を指す。roots(複数形)で「ルーツ・出自」も表す。 |
| beginning | 単純に「始まり・最初」という時間的起点。originのような「そこから生まれた」という生起のニュアンスは薄い。 |
対義語: result、outcome、end、destination
6派生語・関連語
7コロケーション
- the origin of ~(〜の起源/出所)
- of … origin(〜出身の・〜系の)
- have its origin in ~(〜に起源を持つ)
8確認テスト
“The doctor asked about her family origin to understand her medical history.”
① 家族の起源
② 家族の出自・家柄
③ 家族の原因
④ 家族の始まり
② 家族の出自・家柄。医師が病歴を把握するために「家族がどこから来たか(民族的・地域的背景)」を尋ねる文脈であり、originの「出所・出自」という意味が使われている。①は「起源」と訳しているが、人の家族に対して使うと不自然で、③の「原因」や④の「始まり」では文意が成立しない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。