rarely
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
rarelyのコアイメージは「頻度が極めて低く、ほぼ起こらない」という感覚です。形容詞rareの「稀な・珍しい」という意味がそのまま副詞になったもので、「稀にしか~しない」という頻度の低さを表します。nevreが「絶対ゼロ」であるのに対し、rarelyは「限りなくゼロに近いが、完全ではない」というニュアンス。否定語(not)を使わずに否定的な内容を伝えられるため、文をよりスマートに表現できます。また、rarelyには単なる頻度の低さだけでなく、「そうしないのが通常状態だ」という話者のスタンス——つまり多少の驚きや価値判断——が含まれることもあります。
2意味一覧
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副詞
めったに…ない/ほとんど…しない
「稀な(rare)」頻度の副詞形なので、「ほぼ起こらない」という状態を表す。否定語なしで否定的意味を持つ準否定副詞の一つ。 -
副詞(文語・強調表現)
まれなことに/例外的に(ポジティブな驚きを込めて)
「こんなに~なことは滅多にない」という驚嘆のニュアンス。Rarely have I seen such beauty. のように文頭に置かれ倒置を伴う文語的用法で現れる。
3例文
4よくある間違い・注意点
rarelyはそれ自体が準否定語なので、not rarely とすると「めったにないことはない=かなり頻繁に」という逆の意味になります。「I don’t rarely eat out(外食をめったにしないということはない)」のような二重否定は意味が変わるので要注意。
seldomとの混同に注意。どちらもほぼ同義ですが、seldomはやや文語的・古風な響きがあり、会話ではrarelyの方が自然です。また、rarelyはほぼ全ての文脈で使えるのに対し、seldomは書き言葉や改まった場面で好まれます。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| seldom | 意味はほぼ同じだが、よりフォーマルで文語的な響き。会話ではrarelyの方が自然。 |
| hardly ever | 「ほとんど一度も~ない」というニュアンスで会話的。rarelyよりやや口語的で、nevreに近い感覚を持つ。 |
| scarcely ever | 「ほとんど~しない」で、やや書き言葉的。数量や量が「不十分」なscarcely の意味合いが背景にある。 |
対義語: often、frequently、always、usually
6派生語・関連語
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rare
形容詞
稀な、珍しい
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rareness
名詞
珍しさ、稀少性 -
rarity
名詞
稀少性;珍しいもの・人
7コロケーション
- rarely, if ever(あったとしてもめったに~ない:neverに近い強調)
- rarely seen / rarely heard(めったに見られない/聞かれない)
- Rarely + 倒置(Rarely does he…:文語的強調構文)
8確認テスト
“Rarely does the committee reach a unanimous decision on the first vote.”
① 委員会は、1回目の投票でほぼ毎回全会一致の決定に達する。
② 委員会が1回目の投票で全会一致の決定に達することは、めったにない。
③ 委員会は、1回目の投票では決して決定を下さない。
④ 委員会が全会一致になることは、絶対にありえない。
②が正解。rarelyは「めったに~ない」という準否定で、nevreのような「絶対ない」ではない。また、文頭のRarelyにより主語と動詞が倒置(does the committee)されているのは文語的強調表現。①は意味が真逆、③・④はneverやimpossibleに近い意味で過剰な否定になっている。
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