purchase
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
purchaseの語源はフランス語の「pourchacier(追い求める)」にあり、単なる「もらう」「拾う」とは異なり、何らかの対価や努力を払って手に入れるというイメージが根底にある。buyとの最大の違いはここで、purchaseは金銭的な取引だけでなく、「血と汗の代償として自由を勝ち取る」といった比喩的な文脈でも使われる。名詞としては「購入品」「足がかり・つかまる場所」という意味にもなり、どれも「しっかりと何かを確保する」という共通のコアイメージから生まれている。フォーマルな文脈で好まれる語であり、日常会話よりもビジネス・法律・学術的な場面で多く使われる。
2意味一覧
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動詞
購入する、買い求める
金銭という代価を払って物を確保するという典型的な用法。buyよりも改まった・フォーマルな表現。 -
動詞
(努力・犠牲を払って)得る、獲得する
対価が金銭ではなく努力・犠牲・苦労である場合。「勝ち取る」に近いニュアンスで、代償を払って確保するコアイメージが強く出る。 -
名詞
購入、買い物;購入品
「代価を払って確保した行為・モノ」そのものを指す名詞用法。 -
名詞
(足場・てこなどの)足がかり、つかまる場所;有利な立場
比喩的に「しっかり確保できる場所・態勢」を意味する。足場を「確保する」というコアイメージの延長。
3例文
4よくある間違い・注意点
purchaseとbuyを完全な同義語と思いがちだが、purchaseは正式・フォーマルな文脈(ビジネス・法律・学術)で用いられる。日常会話で『コンビニで買った』をpurchasedと言うと不自然に聞こえることがある。
名詞の「足がかり」という意味を知らないと、登山・政治・ビジネスの文脈で意味が取れなくなる。get a purchase on ~(~に足がかりを得る)という表現も頻出なので注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| buy | 日常的・口語的な「買う」。purchaseより砕けた表現で、特にフォーマルな意味合いはない。 |
| acquire | 「入手・取得する」。努力や交渉で技術・資産・会社などを得るニュアンス。purchaseより「購入」の意味合いは薄い。 |
| obtain | 「手に入れる、入手する」。金銭取引に限らず、情報・許可などを得る場合に広く使える。 |
| procure | 「(苦労して)調達する」。特に組織・軍事・ビジネスで必要な資材などを確保するニュアンスが強い。 |
対義語: sell、dispose of
6派生語・関連語
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purchaser
名詞
購入者、買い手 -
purchasing
名詞・形容詞
購買(の);purchasing power(購買力)
7コロケーション
- make a purchase(購入する、買い物をする)
- purchase price(購入価格)
- purchasing power(購買力)
8確認テスト
“The freedom we enjoy today was purchased by the sacrifices of those who came before us.”
① 自由は昔の人々によって購入された。
② 自由は昔の人々の犠牲によって勝ち取られた。
③ 自由は昔の人々によって発見された。
④ 自由は昔の人々によって守られた。
② が正解。purchaseのコアイメージは「代価を払って確保する」であり、ここでの代価は金銭ではなく「犠牲(sacrifices)」。金銭的な意味の「購入」では不自然であり、努力・犠牲を払って何かを勝ち取るという比喩的用法が使われている。①は直訳すぎて文脈に合わず、③④はpurchaseの語義から外れている。
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