expose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は17冊に掲載されています。
1コアイメージ
exposeの語源はラテン語のex-(外へ)+ponere(置く)。「中に隠れていたものを、外へと置き出す」というイメージが根底にある。皮膚を日光にさらす、秘密をあばく、写真フィルムを光にさらす——これらすべてに共通するのは、「何らかの覆いや保護が取り除かれ、内側のものが外の何かと接触できる状態になる」という構造だ。重要なのは、必ずしも意図的でなくてもよく、また「さらされる側にとってリスクがある」ニュアンスを伴うことが多い点。「暴露する」「露出する」「さらす」という日本語訳は、どれもこの一つのコアイメージから導かれる文脈別の言い換えにすぎない。
2意味一覧
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動詞
(危険・悪影響などに)さらす
保護となる覆いを取り除き、外部の有害な要素と接触させるイメージ。「リスクにさらす」場面で最も頻出する用法。 -
動詞
暴露する、摘発する
隠蔽という「覆い」を取り除き、不正・秘密・正体を外の世界に出すイメージ。スキャンダルや犯罪の暴露に使われる。 -
動詞
露出する、外に出す
衣服や物で覆われていたものを外にさらすイメージ。肌や物体の一部を見せる場面で使われる。 -
動詞
(光・情報などに)触れさせる、接触させる
特定の刺激や経験という「外部」に対して遮蔽なく向き合わせるイメージ。写真の露光、外国文化への接触など幅広く使われる見落とされがちな用法。 -
動詞
(カメラのフィルム・センサーを)露光する
フィルムへの光遮断を取り除き、光と接触させるイメージ。写真・映像の文脈で専門的に使われる重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
exposeは日本語の「暴露する」だけと結びつけて覚えがち。しかし「危険にさらす」「文化に触れさせる」「肌を露出する」「フィルムを露光する」など幅広い文脈で使われる。コアイメージ「覆いを取って外に出す」を軸にすれば、どの文脈でもズレない解釈ができる。
revealとの混同に注意。revealは「ベールを取る」イメージで、秘密や真実を明らかにする点は似るが、exposeは「危険・不名誉・批判にさらす」という否定的リスクのニュアンスが強い。中立的な「明らかにする」にはrevealの方が自然なことも多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| reveal | 「ベールを取って見せる」イメージで、中立的または好意的な情報開示。exposeのような「リスク・批判にさらす」否定的ニュアンスは薄い。 |
| uncover | 「上の覆いを取る」イメージで、隠れていた事実を発見・発掘するニュアンス。exposeより調査・探求のプロセスに焦点が当たる。 |
| disclose | 「閉じていたものを開く」イメージで、公式・法的な情報開示に使われることが多い。exposeより改まった文脈向き。 |
対義語: conceal、hide、cover、protect
6派生語・関連語
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exposure
名詞
さらすこと、露出、暴露、(写真の)露光
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exposed
形容詞
さらされた、むき出しの、保護されていない -
exposé
名詞
(不正・スキャンダルなどの)暴露記事・報道
7コロケーション
- expose A to B(AをBにさらす/触れさせる)
- expose a scandal / corruption(スキャンダル・汚職を暴露する)
- be exposed to danger / risk(危険・リスクにさらされる)
8確認テスト
Studying abroad exposed her to a completely different way of thinking.
①彼女を全く異なる思考法に暴露した
②彼女を全く異なる思考法にさらした/触れさせた
③彼女の全く異なる思考法を露出させた
④彼女が全く異なる思考法を摘発した
②
「expose A to B」は「AをBに触れさせる・接触させる」というコアイメージの表れ。ここでは異なる思考という「外部」への遮断が取り除かれ、彼女がそれに接触した(=触れさせた)という意味。①の「暴露」は不正を世に出すニュアンスで文脈に合わず、③④は文の構造自体がおかしい。
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