width
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は6冊に掲載されています。
1コアイメージ
widthのコアイメージは「横方向に広がる寸法・距離」です。wide(広い)の名詞形であり、縦(height:高さ)や奥行き(depth)とは異なり、左右・横方向に広がる大きさを表します。単に物理的な「幅」だけでなく、「幅の広さ」という概念自体を指すため、道路の幅、布の幅、画面の幅など、あらゆる「横の広がり」に使われます。また比喩的に「知識の幅」「裁量の幅」のように、物理的でない広がりを表す文脈でも登場します。日本語で「幅」「広さ」「横幅」などと訳し分けるのは、あくまでもこのコアイメージを文脈に合わせて言い換えているにすぎません。
2意味一覧
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名
幅、横幅(左右方向の寸法)
widthの最も典型的な用法で、物体や空間の左右方向の広がりを数値として示す。「この机の幅は60cmだ」のように具体的な寸法を表すとき使われる。 -
名
広さ、広がり(空間的・抽象的な広がり)
横方向の広がりという意味から転じて、知識・経験・権限などが「広くカバーしている範囲」を表す。「the width of her knowledge(彼女の知識の広さ)」のように抽象的な文脈でも使われる。 -
名
(布・用紙などの)一幅分の長さ
カーテンや布地では「1幅(ひとはば)分の布」という単位としてwidthが使われることがある。横方向の広がりというコアイメージが「1単位分の幅」へと具体化したもの。
3例文
4よくある間違い・注意点
heightやlengthとの混同に注意。height=縦(高さ)、length=長さ(長辺)、width=幅(短辺・横)という使い分けが基本。ただし文脈によってlengthとwidthのどちらが長辺・短辺を指すか変わることがあるため、文脈で判断する習慣をつけよう。
breadthと混同しやすい。breadthも「幅・広さ」を意味するが、より書き言葉的・格式的な語で、比喩的な「広がり」(breadth of knowledge など)で多く使われる。日常・理工系の文脈ではwidthが圧倒的に一般的。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| breadth | 格式的・書き言葉的な語で、抽象的な「幅広さ・多様性」の文脈で多用される。物理的な寸法にも使えるが、日常会話ではwidthの方が自然。 |
| span | 橋・翼・時間など「端から端までの距離・広がり」を強調する語。横幅というより「全体にわたる距離・期間」のニュアンスが強い。 |
| extent | 「及ぶ範囲・程度」を意味し、物理的な幅よりも抽象的な広がりや程度を表すことが多い。 |
対義語: height(高さ)、depth(深さ・奥行き)
7コロケーション
- the width of ~(〜の幅)
- measure the width(幅を測る)
- double the width(幅を2倍にする)
8確認テスト
He was struck by the width of the professor’s knowledge on ancient history.
① 教授の古代史の知識の深さ
② 教授の古代史に関する知識の幅広さ
③ 教授の古代史における研究の長さ
④ 教授の古代史の授業の時間
② widthのコアイメージは「横方向の広がり」であり、この文では「知識」という抽象的な対象に使われている。「深さ(depth)」でも「長さ(length)」でもなく、多方面に広がるカバー範囲の大きさを表すため、「幅広さ」が最も自然な訳となる。①のdepth(深さ)との混同に要注意。
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