comprise
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
compriseのコアイメージは「全体がいくつかの部分・要素をまるごと内包している」という感覚です。ラテン語のcomprehendere(完全につかむ)が語源で、「全体 → 部分」という方向性が基本にあります。つまり「AはBをcompriseする」と言うとき、AがBをそのなかに収めている、AはBによって成り立っている、というニュアンスです。この「全体から部分を見る視点」があるため、「構成する・含む・成る」といった日本語訳はすべてこのコアから自然に導けます。類義語のconsistやincludeとは方向性や強調点が微妙に異なるため、コアイメージを押さえておくと使い分けに迷いません。
2意味一覧
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動詞
〜を構成する、〜から成る
全体がいくつかの要素をまるごと抱え込んでいる状態を指し、「全体はこれらの部分によって成り立っている」という訳が自然に生まれる。 -
動詞
〜を含む、〜を占める
部分が全体のなかに収まっているという視点で見ると、「全体のうち一定の割合を占める・含む」という意味にもなる。割合を示す表現(comprise 30% of〜)でよく使われる。 -
動詞(受動態)
be comprised of 〜:〜によって構成されている
厳密には誤用とされることもあるが、現代英語では広く定着している受動態表現。「全体が〜という要素に抱き込まれている」イメージで、consist ofとほぼ同義として使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「comprise of」は誤り。consist of の影響で comprise of と言いがちだが、compriseは前置詞なしで目的語を直接とる他動詞(例:comprise five members)。ただし受動態のbe comprised ofは慣用として広く認められている。
「部分がcompriseする」という逆方向の使い方に注意。『Five members comprise the committee.』のように部分を主語にすることも文法的には可能だが、本来のコアイメージは「全体が部分を抱え込む」方向なので、全体を主語にするほうが自然で誤解が少ない。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| consist of | 「全体が〜から成る」という意味で最も近いが、consist ofは必ず前置詞ofをとるのに対し、compriseは直接目的語をとる。ニュアンスはほぼ同じ。 |
| include | 「含む」点は共通だが、includeは一部を含むニュアンスが強く、全部を列挙しなくてよい。compriseは通常、構成要素の全体を指す。 |
| constitute | 「構成する・成す」という意味だが、constituteは部分を主語にして「この部分が全体を構成する」という方向で使うことが多く、compriseとは主語の方向性が逆になりやすい。 |
| make up | 口語的表現で「〜を構成する」。部分を主語にして使うことが多く(Five members make up the committee.)、compriseより砕けた文体で用いられる。 |
対義語: exclude、omit
6派生語・関連語
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comprising
現在分詞・形容詞
〜を含む、〜から成る(名詞を修飾する分詞として使われることが多い) -
comprised
過去分詞・形容詞
be comprised of の形で「〜で構成された」
7コロケーション
- comprise + 割合(comprise 40% of the workforce:労働力の40%を占める)
- be comprised of + 名詞(be comprised of diverse elements:多様な要素で構成されている)
- comprise + 数詞 + 名詞(comprise three separate units:3つの独立したユニットから成る)
8確認テスト
“Small businesses comprise nearly 90% of all companies in this country.”
① 小規模企業はこの国のすべての企業の約90%を構成している。
② 小規模企業はこの国のすべての企業の約90%を除外している。
③ 小規模企業はこの国のすべての企業の約90%を超過している。
④ 小規模企業はこの国のすべての企業の約90%を必要としている。
正解は①。compriseには「(全体の一部として)〜を占める・構成する」という意味があり、ここでは「部分(小規模企業)が全体(すべての企業)のうちどれだけの割合を内包しているか」を示している。コアイメージである「全体のなかに要素が収まっている」状態を割合で表した典型的な用法。
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