participant
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
participantは動詞participateと同じ語源で、ラテン語の「pars(部分・分け前)」+「capere(取る・つかむ)」から来ています。つまり「何かの一部を共に取る・分かち合う」というのがコアイメージです。単に「いる」だけでなく、ある活動・出来事・議論などに能動的に関わり、その一部を担っているというニュアンスがあります。だから「参加者」と訳すとき、ただ会場にいる観客ではなく、その活動そのものに関与している人物を指します。研究・調査の「被験者」、交渉の「当事者」など、文脈に応じて訳が変わるのも、このコアイメージを知れば自然に理解できます。
2意味一覧
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名
参加者・出席者
イベントや活動の一部を能動的に担っている人。ただ傍観するのではなく、活動に関与しているというコアイメージが表れている。 -
名
被験者・実験参加者
研究や調査において、その一部を担う人物。学術論文では subjects よりも participant が好まれる傾向があり、関与の能動性が含意される。 -
名
当事者・関係者
交渉・会議・事件などに直接関与している人。「分け前を共に取る」コアイメージから、利害や責任の一端を担う人を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
audienceやattendeeと混同しがち。audienceは「見る・聞く側(観客)」、attendeeは「その場にいる人」というだけで能動的な関与は含まれない。participantは活動の一部を能動的に担う人なので、発表を聴くだけの人は audience であって participant とは言いにくい。
「参加者」とだけ覚えていると、研究論文や外交記事での「被験者」「当事者」という訳語に気づかず、文意を取り違えることがある。文脈によって訳を柔軟に変える意識を持つことが大切。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| attendee | 「その場に出席している人」という意味で、能動的な関与のニュアンスが薄い。会議やイベントに顔を出している人全般を指す。 |
| member | グループや組織に所属していることを示す。participantが特定の活動への関与を指すのに対し、memberは継続的な帰属関係を表す。 |
| subject | 研究・実験における「被験者」。participantより受動的なニュアンスがあり、近年の学術論文ではparticipantが好まれる傾向がある。 |
| contributor | 何かに貢献・寄与する人。participantより積極的な貢献・提供のニュアンスが強い。 |
対義語: observer、spectator、audience
6派生語・関連語
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participate
動
参加する・関与する(participate in ~の形で使われる)
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participation
名
参加・関与・参画
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participatory
形
参加型の・参加を促す(participatory democracy:参加型民主主義)
7コロケーション
- active participant(積極的な参加者)
- participants in the study / research(研究の被験者・参加者)
- all participants are required to(参加者全員が〜することが求められる)
8確認テスト
“Researchers found that participants who slept less than six hours performed significantly worse on memory tests.”
① 観客
② 被験者
③ 主催者
④ 観察者
②被験者。この文は研究(研究者・記憶テスト)の文脈であり、participantsは実験に能動的に関与した人々、すなわち「被験者」を指す。「参加者」でも間違いではないが、学術的文脈では「被験者」が最も自然。①観客・④観察者はそもそも活動に能動的に関与していない人を指すため不適切。③主催者はorganizer であり意味が逆になる。
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