competitive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
competitiveの根底にあるのは、「競争(competition)の場において、積極的に勝ちにいこうとする性質・状態」というイメージです。ラテン語の「com-(共に)+petere(目指す)」に由来し、「同じ目標を複数の者が争って目指す」場面が原点です。これが人に使われると「闘争心が強い・競争心旺盛な」という性格を指し、価格や条件に使われると「他社と比べても十分戦える=競争力のある」という意味になります。「競争的」と直訳するだけでなく、「対抗できるほど優れた」というニュアンスが文脈によって前面に出る点が重要です。
2意味一覧
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形容詞
競争心が強い、負けず嫌いな(人の性格・気質)
「競争の場で本気で勝ちにいく」コアイメージが、人の内面的な性質を指すときに「闘争心が旺盛な」という意味になる。 -
形容詞
競争力のある、他と十分に張り合える(価格・条件・企業など)
「競争の場で互角に戦えるだけの強さがある」というコアイメージが、価格や商品・組織に適用されると「他に引けを取らない=競争力のある」という意味になる。 -
形容詞
競争原理に基づいた、競い合う性質の(試験・市場・スポーツなど)
「競争が行われる場や制度そのもの」を表す用法で、その仕組みや環境が「勝負を争う性質のもの」であることを示す。
3例文
4よくある間違い・注意点
「competitive price(競争力のある価格)」を「競争的な値段」と直訳しがちだが、これは「他社と比べても十分通用する=お得な価格」を意味する。広告・ビジネス英語で頻出の重要表現。
competitiveは必ずしもネガティブな意味ではないが、日本語で「競争的な人」と言うとやや否定的に聞こえる場合がある。英語では「向上心があり勝負に強い」というポジティブなニュアンスで使われることが多い点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| ambitious | 「高い目標を達成しようとする上昇志向」に焦点。競争相手との比較よりも自分自身の成長・成功への意欲を指す。 |
| aggressive | 「積極的に攻めていく」という点は共通だが、やや強引・攻撃的なニュアンスが強く、ネガティブに受け取られることもある。 |
| rival | 名詞・動詞で「競争相手・張り合う」を意味し、特定の相手との競争関係を指す。competitiveが「性質・状態」を表すのに対し、こちらは「対抗相手の存在」を前提とする。 |
対義語: cooperative(協調的な)、noncompetitive(競争のない)
6派生語・関連語
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compete
動詞
競争する、競う
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competition
名詞
競争、コンテスト
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competitor
名詞
競争相手、競合他社 -
competitiveness
名詞
競争力、競争心 -
competitively
副詞
競争的に、競争力をもって
7コロケーション
- competitive price / salary(競争力のある価格・給与)
- highly competitive market(競争の激しい市場)
- competitive exam / entrance examination(競争率の高い試験・入試)
8確認テスト
“The job market for engineers is extremely competitive right now.”
① エンジニアの就職市場は今、非常に協力的だ。
② エンジニアの就職市場は今、非常に競争が激しい。
③ エンジニアの就職市場は今、非常に競争力がある。
④ エンジニアの就職市場は今、非常に積極的だ。
正解:②
「job market(就職市場)」という場・状況にcompetitiveが使われているため、「多くの人が争って同じ目標(就職)を目指している状態」を表す。つまり「競争の激しい」が最も自然。③「競争力がある」は価格や企業など、他者と比べて優れた強みを持つものに使う表現なので、ここでは不適切。コアイメージ「勝負の場で多くが争っている状態」が仕組みや状況に適用された例。
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