emit
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
emitはラテン語の「e-(外へ)+ mittere(送る)」が語源。何かを内部に蓄えているものが、それを外の世界へと送り出すイメージがコアにある。物理的な気体・光・熱・音だけでなく、声や信号など「内側から発せられるもの全般」に使われる。重要なのは、発信源が主体となって積極的に放出しているというニュアンスだ。日本語では「発する・放出する・放射する・漏らす」など文脈によって訳が変わるが、どれも「源から外へ出る」という共通のイメージから来ている。
2意味一覧
-
動詞
(光・熱・音・ガスなどを)発する、放出する、放射する
物体の内部にあるものを外へ送り出すコアイメージそのもの。気体・電磁波・熱・音など物理的な現象に最もよく使われる。 -
動詞
(声・言葉などを)発する、口にする
声や言葉も「内側(口・肺)から外へ送り出す」ものであり、コアイメージと直結する。やや改まった・文学的な文脈で使われることが多い。 -
動詞
(信号・電波などを)送信する、発信する
電子機器が内部から信号を外部へ送り出すイメージ。テクノロジー関連の文脈でも頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
emitは「意図的に発する」「継続的に放出する」ニュアンスが強い。偶発的に「漏れ出る」場合はleakやescape、広く「生み出す」場合はproduce・generateの方が自然なことがある。環境問題の文脈ではemit CO2 / greenhouse gasesというコロケーションがほぼ固定化されているので丸ごと覚えておこう。
emitとradiate(放射する)を混同しやすいが、radiateは「中心から四方八方へ広がる」イメージで、光や熱が拡散する様子を強調する。emitは「送り出す行為」そのものに焦点がある。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| radiate | 中心から四方八方に広がるイメージ。emitが「送り出す行為」に焦点を当てるのに対し、radiateは拡散・広がりを強調する。 |
| discharge | 液体・電気・義務などを「放出・解放する」ニュアンス。emitより大量または一時的な排出に使われることが多い。 |
| release | 「抑えていたものを解き放つ」イメージ。emitより広い対象(情報・感情・物質)に使えるが、emitほど発信源の主体性を強調しない。 |
| give off | 口語的な表現でemitとほぼ同義。heat / smell / light などと使われるが、formalな科学・学術文書ではemitの方が好まれる。 |
対義語: absorb、take in
6派生語・関連語
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emission
名詞
放出、排出;(emissionsで)排出ガス・排気
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emitter
名詞
発信源、放出体;(電子工学)エミッター
7コロケーション
- emit CO2 / greenhouse gases(二酸化炭素・温室効果ガスを排出する)
- emit light / heat / sound(光・熱・音を発する)
- emit a signal / radiation(信号・放射線を発する)
8確認テスト
The dying star emits tremendous amounts of energy in the form of X-rays.
① その星はX線という形でばく大なエネルギーを吸収している。
② その瀕死の星はX線という形でばく大なエネルギーを放射している。
③ その星はX線という形でばく大なエネルギーを変換している。
④ その瀕死の星はX線という形でばく大なエネルギーを蓄積している。
②
【解説】emitのコアイメージは「内側から外へ送り出す」こと。星が内部で生成したエネルギーをX線として宇宙空間へ放ち出している文脈なので、「放射している」が最も自然。①のabsorbは反意語、③のconvert・④のstoreはemitとは全く異なる概念。「放出する」「発する」でも正解だが、X線のような電磁波には「放射する」という訳語が特によく合う。
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