equation
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
equationのコアは「等しくする・釣り合わせる」というイメージ。語源はラテン語のaequare(等しくする)で、equal(等しい)と同じ根を持つ。数学の「方程式・等式」はまさに左辺と右辺を等号(=)で結んだもの。そこから「二つのものを同じとみなす行為」という抽象的な意味に広がり、「同一視・均一化」も生まれた。さらに「複数の要素が釣り合って成立する状況」という意味で「(問題を成立させる)要素・方程式」のように使われることもある。「等号で結ぶ」という根底のイメージを押さえると、どの文脈でも自然に意味が導ける。
2意味一覧
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名詞
方程式・等式
左辺と右辺を「等しい」と置く数学的な式そのもの。コアの「等しくする」が最も直接的に現れた意味。 -
名詞
同一視・均一化
二つの異なるものを「等しいもの」として扱う行為。「A=Bとみなす」という等号の発想が抽象化されたもの。 -
名詞
(複雑な問題を成立させる)要因・つり合い
複数の変数が釣り合って全体が成立する「方程式のような構造」というメタファー。「the human equation(人間という要素)」のように使われる。 -
名詞
(化学)化学反応式
反応前後の物質が「等しく保存される」という法則を表す式で、数学の等式と同じ構造を持つ。
3例文
4よくある間違い・注意点
equation は「同一視する行為・状態」を表す名詞であり、動詞ではない。「AをBと同一視する」と言いたいときは equate A with B(動詞)を使う。「equation A with B」とは言えないので注意。
「the equation」と定冠詞をつけて「(ある状況を成立させる)要素全体」を指す比喩的用法(enter the equation など)は入試頻出だが、辞書的な意味しか覚えていない学習者は読み取れないことが多い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| formula | 計算や表現のための「公式・決まった形式」を指す。equationが等号による関係を強調するのに対し、formulaは手順や規則の感覚が強い。 |
| equivalence | 「等価・同等であるという性質・状態」を指す抽象名詞。equationが「等しくする行為・構造」を示すのに対し、equivalenceは「等しさそのもの」という概念。 |
| identification | 「同一視・同定」という意味では近いが、identificationは「認識・同定」のニュアンスが強く、equationの持つ「釣り合わせる」という能動的なニュアンスはない。 |
対義語: inequality(不等式・不均等)、distinction(区別)
6派生語・関連語
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equal
形容詞・動詞
等しい;等しくなる
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equate
動詞
〜を同一視する、等しいとみなす -
equality
名詞
平等、均等
-
equivalent
形容詞・名詞
同等の;同等物
-
equator
名詞
赤道(地球を南北に等しく分ける線)
7コロケーション
- solve an equation(方程式を解く)
- enter the equation(要素として加わる・考慮される)
- the equation of A with B(AとBの同一視)
8確認テスト
“Money alone doesn’t enter the equation when we evaluate a person’s success.”
① 方程式に代入される
② 考慮すべき要素となる
③ 等式として成立する
④ 均一化される
② 考慮すべき要素となる。enter the equationは「(問題・状況を成立させる)方程式の中に入る」というメタファーから「考慮すべき要素として浮上する」という意味になる。「方程式を解く」という数学的な文脈ではなく、状況を成り立たせる変数の一つ、というコアイメージが抽象化された用法。
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