intensive
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
intensiveの根底にあるのは「エネルギーや力を広く分散させず、一点・一箇所に最大限に集中・凝縮させる」というイメージです。語根のintens-はラテン語「伸ばす・張り詰める」から来ており、まるでバネを限界まで圧縮したような状態を表します。だから「短期間に最大の労力を注ぎ込む」→集中的、「外部からの刺激・力が強く凝縮されている」→激しい、「隅々まで密度高く行き届く」→徹底的、という意味が生まれます。また農業・経済分野では「資本や労働力を集約する」という意味でも使われます。この「密度が高い・密集した」感覚がどの文脈にも共通しています。
2意味一覧
-
形容詞
集中的な、短期集中型の
エネルギーを時間や空間の一点に凝縮させるコアイメージから、「短期間に力を集中して行う」という意味が生まれる。 -
形容詞
徹底的な、綿密な
力を分散させず密度高く注ぎ込むイメージから、「抜け目なく隅々まで行き届く」という意味につながる。 -
形容詞
激しい、強烈な
凝縮されたエネルギーが外側から強く作用するイメージで、圧力・刺激・感情などが「ひとところに集まって強烈」な状態を表す。 -
形容詞
(農業・産業で)集約的な、高投入型の
農業経済分野特有の用法で、土地・資本・労働力を一カ所に大量投入する「集約農業(intensive farming)」など、資源を凝縮投下するコアイメージが活きている。
3例文
4よくある間違い・注意点
intenseと混同しがち。intenseは「状態そのものが激しい・強烈」(an intense pain:激しい痛み)であるのに対し、intensiveは「やり方・方法が凝縮・集中している」(intensive training:集中トレーニング)というニュアンス。intenseは感情や自然現象の強度、intensiveは人為的な集中度を表すことが多い。
「集中的な」と訳せる場合でも、concentratedとの使い分けに注意。concentratedは「一か所に絞り込む」物理的イメージが強く、intensiveは「密度・投入量が高い」エネルギー的なニュアンスが強い。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| intense | 状態・感覚そのものの強度を表す。感情や痛みなど自然発生的な強さに使われやすく、人為的な「集中型」の方法論には使いにくい。 |
| thorough | 「徹底的」に近いが、「抜け目のなさ・完全性」に焦点がある。intensiveのように「短期集中」や「資源投入量の密度」ニュアンスはない。 |
| concentrated | 物理的・空間的に一か所に絞り込むイメージ。intensiveより具体的・物質的で、エネルギーの密度よりも「集結」に重点がある。 |
対義語: extensive、superficial、scattered
6派生語・関連語
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intensively
副詞
集中的に、徹底的に -
intensify
動詞
強める、激化させる(自動詞:激化する) -
intensity
名詞
強度、激しさ、集中度 -
intense
形容詞
激しい、強烈な(状態そのものの強度)
7コロケーション
- intensive care(集中治療、ICU)
- intensive training / course(集中訓練 / 短期集中コース)
- labor-intensive / capital-intensive(労働集約的な / 資本集約的な)
8確認テスト
「The startup succeeded by taking an intensive approach to customer feedback, analyzing every response within 24 hours.」
① 表面的なアプローチ
② 集中的・徹底的なアプローチ
③ 広範囲にわたるアプローチ
④ 慎重すぎるアプローチ
②が正解。「顧客フィードバックに対して、すべての反応を24時間以内に分析する」という行動は、エネルギーと時間を一点に凝縮させるintensiveのコアイメージそのもの。①superficialや③extensiveとは逆の概念であり、④の「慎重さ」はintensiveには含まれない。
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