mutter
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
mutterのコアイメージは「口をほとんど動かさず、低く不明瞭な声で何かを言う」こと。重要なのは単なる「声の小ささ」ではなく、「他人にはっきり聞こえないように、あるいは聞かせるつもりなく発する声」というニュアンスがある。そのため、この単語には不満・批判・不平をこっそり漏らすという感情的な含みが伴うことが多い。whisperが「聞かれたくないから意図的に小声にする」のに対し、mutterは「感情を抑えきれずに口からこぼれ出る」というイメージが近い。名詞としても「ぶつぶつという声・不平」として使われる。
2意味一覧
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動詞
(不満・不平を)ぶつぶつ言う、つぶやく
口の中でもごもごと声を漏らすコアイメージから、主に不満や批判を低く不明瞭に発するという意味になる。 -
動詞
(独り言のように)ぼそぼそとつぶやく
感情と関係なく、思考が口をついて出るような場面でも使われる。声が小さく不明瞭であるというコアは共通。 -
名詞
ぶつぶつという声、不平のつぶやき
動詞のコアイメージがそのまま名詞化したもの。a mutter of discontent(不満のつぶやき)のように、声そのものや内容を指す。
3例文
4よくある間違い・注意点
whisperと混同しがち。whisperは「秘密を共有するためにあえて小声にする」というポジティブ・中立的なニュアンスが強いが、mutterは「不満や批判が口からこぼれ出る」というネガティブな感情の含みを持つことが多い。
日本語の「つぶやく」はtwitterの影響でニュートラルに使われるが、mutterには不平・不満・批判といった感情的ニュアンスがほぼ必ずついてくる点に注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| murmur | mutterより柔らかく穏やかな響き。不満よりも「感嘆・愛情・恐れ」など幅広い感情で使われ、川のせせらぎのような音にも使う。 |
| grumble | mutterより明確に「不平・不満を言う」という意味が強い。声が大きめで、相手に聞こえることもある。 |
| whisper | 意図的に小声にして話すこと。秘密の共有など目的がある行為で、mutterのような「感情がこぼれ出る」感じはない。 |
| mumble | 口をはっきり開けずに不明瞭に話すこと。感情よりも「聞き取りにくい話し方」という側面が強い。 |
対義語: declare、proclaim、announce
6派生語・関連語
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muttering
名詞・形容詞
ぶつぶつ言うこと;ぶつぶつ言う(様子の) -
mutterer
名詞
ぶつぶつ言う人
7コロケーション
- mutter under one’s breath(息の下でぶつぶつつぶやく)
- mutter complaints / curses(不満・悪態をぶつぶつ言う)
- mutters of discontent(不満のつぶやき)
8確認テスト
“After losing the game, he muttered something about the referee being unfair and stormed off the field.”
① 彼は審判が不公平だと大声で叫び、フィールドを飛び出した。
② 彼は審判が不公平だとぼそぼそとつぶやき、フィールドを立ち去った。
③ 彼は審判が不公平だと丁寧に訴え、フィールドを後にした。
④ 彼は審判が不公平だと笑いながら語り、フィールドを去った。
②。mutterのコアイメージは「不満・批判が口からもごもごとこぼれ出る」こと。試合に負けた怒りと悔しさから、はっきりとは言わず低く不明瞭に不満を漏らす場面であり、「ぼそぼそとつぶやく」が最も自然。①の「大声で叫ぶ」はshoutやyellに対応し、mutterとは正反対のニュアンス。
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