wake
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は5冊に掲載されています。
1コアイメージ
wakeのコアイメージは「眠っている・気づいていない状態から、意識が戻ってくること」です。睡眠から目覚めるのはその最も典型的な用法ですが、それにとどまりません。「無関心だった人が重要な問題に気づく」「眠っていた感情や記憶が呼び起こされる」など、精神的・比喩的な「覚醒」にも広く使われます。また名詞として「(船などが通った後の)航跡」「通夜」という意味も持ちますが、これも「何かが通り過ぎた後に残る痕跡」「死の後に遺族が故人のそばで目を覚ましている」という共通イメージが根底にあります。
2意味一覧
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動詞(自動詞)
目覚める、起きる
眠りという「意識のない状態」から意識が戻ってくるコアイメージがそのまま表れた最も基本的な意味。wake upの形でよく使われる。 -
動詞(他動詞)
(人を)起こす、目覚めさせる
眠っている他者に「覚醒」をもたらすという使役的な用法。「眠り状態から引き出す」というコアイメージが他動詞として働く。 -
動詞(自・他動詞)
(感情・記憶などを)呼び起こす、気づかせる
眠っていた感情や意識が「覚醒する」という比喩的な拡張。wake someone up to a problem(問題に気づかせる)のように重要な気づきを与える場面で使われる。 -
名詞
(船・飛行機などの)航跡、後に続くもの
「何かが通り過ぎた後に残る痕跡」。in the wake of ~(〜の後に続いて、〜の結果として)という重要熟語で頻出。 -
名詞
通夜(亡くなった人のそばで夜通し見守ること)
家族が「眠らずに目を覚ましている」状態でそばにいるという行為から。死の後の「覚醒している場」という意味合い。
3例文
4よくある間違い・注意点
wake / wake up / awake / awaken の混同に注意。wakeは「目覚める・起こす」の日常語で最も汎用的。awakeは形容詞(目が覚めている状態)としての用法が主で、be awakeのように使う。awakenはより書き言葉的・比喩的な覚醒に使われることが多い。
in the wake of ~ は「〜の直後に、〜の結果として」という重要熟語。大学入試では文脈から「(出来事の)余波で」と訳せるかが問われることが多いため、名詞としてのwakeも必ず覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| awaken | wakeより文語的・詩的なニュアンスがあり、感情や意識が「呼び覚まされる」比喩的場面で好まれる。 |
| arouse | 感情・欲求・関心などを「かき立てる・呼び起こす」に特化。wakeより意図的・積極的な刺激のニュアンスが強い。 |
| stir | 静止状態にあるものをそっと「動かす・かき立てる」イメージ。感情や記憶が静かに動き始める場面に合う。 |
対義語: sleep、fall asleep
6派生語・関連語
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waken
動詞
目覚める・目覚めさせる(wakeのやや古風・文語的な形) -
awake
形容詞・動詞
(形)目が覚めている、(動)目覚める・目覚めさせる
-
wakeful
形容詞
眠れない、目が覚めている -
waking
形容詞・名詞
(形)目覚めている間の、(名)目覚め
7コロケーション
- wake up to ~(〜に気づく、〜を認識する)
- in the wake of ~(〜の後を受けて、〜の余波で)
- wake someone up(〜を起こす)
8確認テスト
The government introduced strict regulations in the wake of the scandal.
① スキャンダルを恐れて
② スキャンダルの後を受けて
③ スキャンダルの代わりに
④ スキャンダルにもかかわらず
② スキャンダルの後を受けて。in the wake of ~ は「(船の航跡のように)何かが通り過ぎた後に続いて」というコアイメージから、「〜の直後に、〜の結果として」を意味する。スキャンダルという出来事が通り過ぎた後に続く政府の対応、という因果関係を表している。
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