apparatus
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
apparatusのコアイメージは「複数のパーツが特定の目的のために組み合わさった、ひとまとまりの仕組み・システム」です。ラテン語の「apparare(準備する・整える)」に由来し、「きちんと整えられた複合的な装置」という感覚があります。物理的な実験器具や医療機器のような具体的な「装置」を指す場合もありますが、「政府機構」「組織の機構」のような抽象的な「仕組み・システム」にも使われます。単純な道具(tool)ではなく、複数の要素が有機的につながって機能するものというニュアンスが共通しており、「複雑に組み合わさって一つの目的を果たす」という点がこの単語の核心です。
2意味一覧
-
名詞
(科学・医療などの)装置、器具(一式)
複数のパーツが組み合わさって機能する物理的な仕組みを指す。単一の道具ではなく「ひとまとまりの装置」というニュアンスが強い。 -
名詞
機構、組織の仕組み(特に政府・官僚・党などの)
複数の人・部署・ルールが組み合わさって動く抽象的な「仕組み」にも使われる。組織が巨大で複雑なほどこの語がよく用いられる。 -
名詞
(人体の)器官系、機構
複数の器官が連携して一つの機能を果たす「生体システム」もこの語で表せる。呼吸器や循環器系などに使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
「器具」という訳から単純な道具(tool / instrument)と混同しがちだが、apparatusは複数のパーツが連携して機能する複合的なシステムを指す。単品の道具には使わないことに注意。
抽象的な「機構・仕組み」の意味を見落としやすい。government apparatus(政府機構)やparty apparatus(党機構)のように組織的な「仕組み」を指す用法は大学入試・ニュース英語でも頻出。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| equipment | 機器・設備の総称で、apparatusより広く日常的に使う。複合システムに限らず単品の器具にも使える。 |
| device | 特定の目的のための個別の「装置・機器」。apparatusよりも小型で単機能なものを指すことが多い。 |
| mechanism | 内部の動作原理・仕組みにフォーカスした語。apparatusが「装置そのもの」なら、mechanismは「その動き方・原理」に重点がある。 |
| machinery | 機械・機構の総体を指す。apparatusが精密なシステム感を持つのに対し、machineryはより大規模・工業的なニュアンスがある。 |
対義語: simplicity、disorganization
6派生語・関連語
-
apparatuses / apparatus
名詞(複数形)
装置類、機構(複数)。複数形はapparatusesまたはapparatus(不変)の両方が使われる。
7コロケーション
- state apparatus(国家機構)
- breathing apparatus(呼吸器具・呼吸器系)
- set up an apparatus(装置を組み立てる・設置する)
8確認テスト
“It took years to reform the bureaucratic apparatus that had grown inefficient over decades.”
① 実験器具
② 官僚機構
③ 呼吸装置
④ 医療設備
② 官僚機構。bureaucratic(官僚的な)という形容詞と、reform(改革する)・inefficient(非効率な)という文脈から、物理的な「装置」ではなく複数の組織・人・ルールが組み合わさった抽象的な「仕組み・機構」を指していると判断できる。apparatusのコアイメージ「複数要素が組み合わさったシステム」が組織・制度にも適用された典型例。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。