characterize
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
characterize の根底には「character(性格・特徴)を明確にする」というイメージがある。character はもともとギリシャ語で「刻み込まれた印」を意味し、そのものを他と区別する本質的な刻印を指す。characterize とは、その刻印を「浮かび上がらせる/言葉で描き出す」行為だ。だから①あるものがその特徴を体現している(特色となる)、②ある人・物をどんな性質のものかと規定する(みなす・描写する)、③人物の性格を言葉で表現する(人物描写する)という意味が自然に生まれる。どの意味にも「輪郭をはっきりさせる」共通の動きがある。
2意味一覧
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動
〜の特色をなす、〜の特徴を示す
その要素が対象の「刻印=本質的輪郭」そのものを形作っている、というコアイメージが直接表れている。主語が特徴となる要素で、目的語が特徴づけられる対象になる点に注意。 -
動
〜をどういうものかと描写する・定義づける
話し手が対象の「刻印」を言葉で明示する行為。characterize A as B(AをBと描写する)の形で頻出し、「Bという輪郭を与える」ニュアンスを持つ。 -
動
(物語などで)人物を描写する
作者がキャラクターの「character(性格)」を読者に刻み込む行為。文学批評や創作の文脈で見落とされがちだが、重要な意味。
3例文
4よくある間違い・注意点
「characterize A as B(AをBとみなす・描写する)」と「regard A as B / consider A as B」を混同しやすい。後者は主に主観的な評価や判断を表すが、characterize は「輪郭を言語化して定義づける」ニュアンスが強く、分析的・記述的な文脈で使われることが多い。
主語と目的語を逆にしやすい。「His style is characterized by bold outlines.(受動態)」と「Bold outlines characterize his style.(能動態)」は同じ意味だが、能動態では「特徴的な要素」が主語になることを意識しよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| distinguish | 他との「違い」によって際立たせるイメージ。比較対象が念頭にあり、差異化に焦点がある。characterize は対象そのものの輪郭を描き出すことに焦点がある。 |
| define | 境界線を引いて概念の範囲を確定するイメージ。より論理的・抽象的。characterize は性質や特色を言葉で描き出すニュアンスで、やや柔軟に使える。 |
| portray | 絵や言葉で「描く」イメージで、人物描写に特化した文脈で使われやすい。characterize はより分析的に特質を浮かび上がらせるニュアンスを持つ。 |
対義語: misrepresent、obscure
6派生語・関連語
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character
名
性格、特徴、文字、(物語の)登場人物
-
characteristic
名・形
(名)特徴、特性/(形)特有の、特徴的な
-
characterization
名
特徴づけ、人物描写、性格描写 -
characteristically
副
特徴的に、いかにも〜らしく
7コロケーション
- characterize A as B(AをBと描写・定義づける)
- be characterized by〜(〜を特徴とする/〜が特色をなす)
- characterize the relationship / era / period(関係・時代・時期を特徴づける)
8確認テスト
“Researchers have characterized the virus as highly contagious but less lethal than its predecessor.”
① ウイルスの特徴を体現している
② ウイルスを〜と特徴づけている
③ ウイルスを非難している
④ ウイルスを弱体化させている
②「ウイルスを〜と特徴づけている」が正解。これは「characterize A as B」の構文で、研究者がウイルスの輪郭(性質)を言語化して描き出している。①は主語が特徴要素となってその対象の性質を体現する用法であり、この文の構造(characterize A as B)とは異なる。③④はコアイメージと無関係。「分析・記述して特徴づける」というコアイメージを押さえることがポイント。
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