diagnose
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
diagnoseのコアイメージは「症状・現象の根本原因を分析・特定する」こと。語源はギリシャ語のdia(通して・完全に)+gnosis(知ること)で、「徹底的に知り抜く」という意味に由来する。医師が症状を観察して病名を特定する「診断」が最も典型的な使用場面だが、医療に限らず「機械の故障原因を特定する」「社会問題の原因を見極める」などにも広く使われる。「何かがおかしい→観察・分析→原因を特定する」というプロセス全体を含む言葉であり、「ただ見るだけ」ではなく「判断を下す」ところまで含む点がポイント。
2意味一覧
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動詞
(病気を)診断する
医師が患者の症状を分析し、病名という「答え」を特定すること。コアイメージ「原因を見極めて特定する」が医療の文脈に現れた典型例。 -
動詞
(問題・故障・原因などを)突き止める、分析する
機械の不具合やソフトウェアのバグ、社会問題の原因などを調査・分析して特定する際にも使われる。「医療」という枠を超えて「根本原因の特定」というコアイメージが機能している。
3例文
4よくある間違い・注意点
be diagnosed with ~(~と診断される)の形を覚えておくこと。日本語に引きずられて be diagnosed of や be diagnosed as とするのは誤り。ただし「医師が○○と診断した」場合は diagnose A as B の形も使われる。
「診断する」という訳語だけで覚えると、機械・社会問題などへの応用が利かなくなる。どんな文脈でも「根本原因を見極めて特定する」というコアイメージから訳を導くようにしよう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| detect | 「検出・発見する」の意味で、原因や問題の存在に気づくことに焦点。diagnose のように「分析して結論を下す」プロセスは含まない。 |
| identify | 「正体を特定する」という意味で幅広く使える。diagnose よりも中立的で、医療・技術・日常すべての場面に使えるが、「分析プロセス」のニュアンスは薄い。 |
| examine | 「検査・調査する」で、diagnose のような「結論を出す」段階には至っていない。diagnose の前段階にあたる行為。 |
対義語: misdiagnose、overlook
6派生語・関連語
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diagnosis
名詞
診断(結果);原因の特定
-
diagnostic
形容詞・名詞
診断の、診断用の;診断ツール・検査 -
misdiagnose
動詞
誤診する;原因を誤って特定する
7コロケーション
- be diagnosed with ~(〜と診断される)
- diagnose A as B(AをBと診断・特定する)
- diagnose the problem / cause(問題・原因を突き止める)
8確認テスト
Engineers were called in to diagnose the cause of the bridge’s structural failure.
① 橋の構造的破損の原因を治療するために
② 橋の構造的破損の原因を突き止めるために
③ 橋の構造的破損の原因を報告するために
④ 橋の構造的破損の原因を修理するために
② 橋の構造的破損の原因を突き止めるために。diagnose のコアイメージは「根本原因を分析・特定すること」であり、医療に限らず使える。①「治療」はtreat、③「報告」はreport、④「修理」はrepairに対応する。この文では橋の故障原因を調査・特定するという非医療的な文脈のため、「診断する」より「突き止める・分析する」が最も自然。
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