duplicate
【名】写し、複製
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
duplicateのコアイメージは「完全に同一のものが二重に存在すること」です。語源はラテン語のduplicare(二倍にする)で、du-(2)+plicare(折る)から成ります。「1枚の紙を二つ折りにして同じものを2枚作る」イメージが根底にあります。そのため、単なるコピーではなく「完全に一致した複製」というニュアンスが強く、内容・形式がまったく同じであることが含意されます。動詞なら「同じものをもう一つ作る・繰り返す」、名詞なら「全く同じ写し・複製」、形容詞なら「まったく同一の」という意味に自然につながります。
2意味一覧
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動
複写する、複製する
「まったく同じものを2つにする」コアイメージから、「元と寸分違わぬコピーを作る」行為を指す。 -
動
(無駄に)繰り返す、重複させる
「同じものが二重に存在する」というコアから、不必要に同じことをもう一度行う、という意味にも発展する。 -
名
写し、複製、コピー
「元と完全に同一のもう一方」というコアイメージそのままで、原本と区別できないほど正確な複製物を指す。 -
形
全く同一の、二重の
「2つが完全に一致している」状態を表す形容詞で、「duplicate key(合鍵)」のように元のものと同じであることを強調する。
3例文
4よくある間違い・注意点
copyやreplicaと混同されやすいが、duplicateは「完全に同一・寸分違わぬ」ニュアンスが強く、特に書類・鍵・データなど形式的な正確さが求められる場面で好まれる。単なる「似たコピー」にはimitation/replicaの方が自然な場合もある。
動詞として使う際、「複写する」だけでなく「(不必要に)同じことを繰り返す」という否定的なニュアンスも重要。We’re duplicating work. は「仕事が無駄に重複している」という意味になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| copy | 最も一般的な語で広く使えるが、duplicateほど「完全同一」の厳密さはない。手書きでの「写し」にも使える。 |
| replicate | 科学実験などで「全く同じ条件・結果を再現する」文脈に多く使われ、duplicateより「再現プロセス」に重点がある。 |
| reproduce | 「再生産・再現」のニュアンスで、著作物の複製や生物の生殖など広い文脈で使われる。duplicateより対象が広い。 |
対義語: original、unique
6派生語・関連語
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duplication
名
複写、複製(行為・状態);重複 -
duplicator
名
複写機、複製する人 -
duplicity
名
二枚舌、偽り(「二重の顔を持つ」コアから派生)
7コロケーション
- duplicate a document(書類を複写する)
- duplicate efforts(努力を無駄に重複させる)
- in duplicate(2通で、複写して)
8確認テスト
The new training program simply duplicates what the previous one already covered, so many employees feel it’s a waste of time.
① 複写する
② 改善する
③ 無駄に繰り返す
④ 否定する
③。この文脈では「以前のプログラムがすでにカバーしていた内容と全く同じことをもう一度やる=無駄な重複」という意味。duplicateの「同じものを二重に作る」コアイメージが「不要な繰り返し」として現れており、「新しいトレーニングプログラムは以前のものと無駄に重複しているだけだ」が最自然な訳になる。
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