curve
【動】曲がる、湾曲する
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
1コアイメージ
curveのコアイメージは「直線から逸れてなめらかに弧を描く」こと。直角に折れ曲がるのではなく、ゆるやかに連続して方向が変化していく様子を指す。道路のカーブ(名詞)も、ボールが空中で弧を描く動き(動詞)も、数学の曲線グラフも、すべて「なめらかな弧」というイメージでつながる。さらに比喩的に、「学習曲線(learning curve)」のように物事の進展・変化のパターンを示す際にも使われる。日本語の「カーブ」はほぼこの単語の借用語だが、英語のcurveはそれより広い文脈で使われる点に注意したい。
2意味一覧
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名詞
曲線、カーブ、弧を描く形
なめらかに弧を描いた結果生まれる「形・線」がこの訳。道路のカーブから人体の曲線美まで幅広く使う。 -
動詞
曲がる、弧を描く、湾曲する
なめらかに弧を描く「動き・プロセス」に注目した訳。主語が人でも物でも、直線から逸れてゆるやかに方向を変えることを表す。 -
名詞(比喩)
(物事の)推移・傾向のパターン
「learning curve(学習曲線)」のように、グラフ上に描かれる弧のイメージが転じて、物事の変化の軌跡・傾向を指す用法。受験でも頻出。 -
名詞(野球・スポーツ)
(投球などの)変化球、カーブボール
ボールが弧を描いて曲がることそのものがcurveの動き。英語では「throw someone a curve」で「不意打ちを食らわせる」という慣用句にもなっている。
3例文
4よくある間違い・注意点
「curve」と「corner」を混同しがち。cornerは道路や部屋の「角(かど)」=直角的な折れ曲がりを指し、curveはなめらかな弧状の曲がりを指す。カーブミラーを英語でcorner mirrorとは言わずcurve mirrorと言うのはそのため。
「learning curve」を「学習の難しさ」そのものと誤解しやすいが、正確には「時間とともに習熟度が変化するパターン」を指す。steep learning curveは「習得が難しい」、gentle learning curveは「比較的簡単に慣れられる」という意味になる。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| bend | 道路や管などの「曲がり箇所」を指し、curveより急な・明確な折れ曲がりにも使う。around the bend(曲がり角の向こう)のように位置的な表現に多い。 |
| arc | 円の一部である「弧」に特化した語。curveより幾何学的・数学的なニュアンスが強く、軌道や橋のアーチ形状などに使われる。 |
| turn | 方向が変わる「曲がり目」全般を指す。curveより口語的で、急カーブにも緩やかなカーブにも使える幅広い語。 |
対義語: straight line(直線)、straighten(まっすぐにする)
6派生語・関連語
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curved
形容詞
曲がった、弧状の -
curvy
形容詞
曲線的な、(人体が)曲線美のある(やや口語的) -
curvature
名詞
曲率、湾曲度(数学・医学でよく使う)
7コロケーション
- sharp curve(急カーブ)
- learning curve(学習曲線)
- curve a ball / throw a curveball(変化球を投げる;比喩的に「不意打ちをくらわせる」)
8確認テスト
“Starting a new job always comes with a steep learning curve.”
① 新しい仕事を始めると、いつも急な坂道を登ることになる。
② 新しい仕事を始めると、いつも習得すべきことが多く大変だ。
③ 新しい仕事を始めると、いつもカーブのある道を走ることになる。
④ 新しい仕事を始めると、いつも学ぶことへの意欲が急上昇する。
②が正解。「steep learning curve(急峻な学習曲線)」は「短期間に多くのことを習得しなければならない=習得が大変」という比喩的表現。curveは「習熟度の変化パターン」を表すグラフ上の曲線を指しており、steepはその傾きの急さを表す。①③は物理的なカーブの誤訳、④は意欲とは無関係で誤り。
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