whole
/hóʊl/
【形】全体の、完全な
重要度
ⓘ 重要度とは
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は4冊に掲載されています。
中学レベル
1コアイメージ
whole の核心
「欠けた部分のない一つの塊」
wholeのコアイメージは「何も欠けていない、ひとつの完結した塊」です。バラバラに分かれていたり、一部が失われたりせず、すべての部分がそろって一体をなしているという感覚です。「全体の」という形容詞的な使い方はもちろん、「全体として」という名詞・副詞的な使い方まで、常にこの『完全に一まとまり』というイメージが根底にあります。allが「個々の要素を合計した総量」に焦点を当てるのに対し、wholeは「まとまりとしての一体感・完結性」を強調する点が特徴です。身体的・精神的に「健全な」「傷ついていない」という意味でも使われるのも、このコアイメージから自然に導かれます。
2意味一覧
-
形容詞
全体の、丸ごとの
何も取り除かれていない一つの塊であることを示す。「丸ごとぜんぶ」という一体感が前面に出る用法。 -
形容詞
完全な、損なわれていない
欠けた部分がひとつもないという完結性から、「壊れていない・そろっている」という意味にも広がる。 -
形容詞
(心身が)健全な、傷のない
身体や心に欠損がなく一体として機能している状態を表し、「回復して完全な状態に戻った」というニュアンスで使われる。 -
名詞
全体、全部
「まとまりとしての塊」そのものを名詞化した用法。on the wholeで「全体としてみれば」という意味になる。 -
副詞(強調)
まるっきり、すっかり(a whole + 名詞の形で)
a whole lot(まるごとたくさん)やa whole new world(まったく新しい世界)のように、「ひとかたまり分の大きさ」を強調する。
3例文
I can’t believe you ate the whole thing. That cake was huge!
全部食べたなんて信じられない。あのケーキは大きかったよ!
一切残さず「丸ごとすべて」食べた、という塊の完全性を強調
She spent the whole day reading without a break.
彼女は一日中、休みなく読書をして過ごした。
「その一日」を欠けた時間なくまるごと使い切ったというイメージ
On the whole, I think the project went well.
全体的に見れば、プロジェクトはうまくいったと思う。
細部ではなく「まとまりとしての塊」を俯瞰して評価する名詞用法
4よくある間違い・注意点
ここに注意
allとの混同に注意。I ate all the cake.は「(個々の部分を合計して)全部食べた」、I ate the whole cake.は「ケーキをひとつ丸ごと食べた」という一体感・塊感が強い。前者は量の合計、後者は塊としての完全性がポイント。
holeと発音が同じ(同音異義語)なので、スペルに注意。wholeは語頭にwがあり「完全な」、holeは「穴」で意味はむしろ逆。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| entire | wholeと非常に近いが、entireは「例外なく全て含まれている」という網羅性・漏れのなさを強調する。the entire population(全住民ひとり残らず)のように使う。 |
| all | 個々の要素の総合・合計に焦点を当てる。wholeが塊の一体感を重視するのに対し、allは「一つひとつを足し合わせた総量」というイメージ。 |
| complete | 必要な要素がすべてそろっていて「完成している」というニュアンス。wholeがもともとの一体性を強調するのに対し、completeは要素が欠けなく揃った結果の完全さを指す。 |
対義語: partial(部分的な)、incomplete(不完全な)、broken(壊れた)
6派生語・関連語
-
wholly
副詞
完全に、まったく(wholly responsible:全面的に責任がある) -
wholesome
形容詞
健全な、身体によい(wholesome food:体に良い食べ物) -
wholehearted
形容詞
心からの、全力を尽くした(wholehearted support:惜しみない支援) -
wholesale
名詞・形容詞・副詞
卸売り(の);(転じて)大規模な(wholesale changes:抜本的な変化)
7コロケーション
- the whole point(要点・肝心なこと)
- on the whole(全体的に見て)
- a whole new ~(まったく新しい〜)
8確認テスト
次の英文の下線部 whole の意味として最も自然な日本語訳はどれか。
“After months of therapy, she finally felt whole again.”
① 完全な人間に
② 全員に
③ 全体的に
④ 丸ごと
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① 完全な人間に。wholeには「心身に欠損がなく一体として機能している健全な状態」という意味がある。長い療養の末に「傷ついていた自分が元の完全な状態に戻った」という文脈では、「完全な人間に(なれた)」が最も自然。②③④はいずれも全体・数量的なニュアンスで、心身の回復という文脈には合わない。
① 完全な人間に。wholeには「心身に欠損がなく一体として機能している健全な状態」という意味がある。長い療養の末に「傷ついていた自分が元の完全な状態に戻った」という文脈では、「完全な人間に(なれた)」が最も自然。②③④はいずれも全体・数量的なニュアンスで、心身の回復という文脈には合わない。
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