aboard
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
aboardは「a(~の上に)+board(板・甲板)」から成る語で、「乗り物の板の上にいる/乗り込む」というコアイメージを持ちます。もともと船の甲板(board)に乗ることを指していましたが、やがて船・飛行機・列車・バスなど、あらゆる乗り物への乗り込みに広がりました。「乗り物の内部に入り込んでいる状態」だけでなく「乗り込む動作」も表せます。さらに比喩的に、チームやプロジェクトに「加わる/参加する」という意味でも使われます。「板の上に一緒にいる仲間」というイメージから、歓迎や受け入れのニュアンスも生まれています(Welcome aboard!)。
2意味一覧
-
副詞・前置詞
(乗り物に)乗って、乗り込んで
「板(甲板)の上に」というコアイメージそのまま。乗り物の内側に入り込んでいる状態を表す。 -
副詞(比喩的用法)
(チーム・組織・計画などに)参加して、加わって
「同じ板の上に立っている仲間」という感覚から、プロジェクトや組織に合流するイメージに拡張された用法。Welcome aboard! がその典型。
3例文
4よくある間違い・注意点
aboardは前置詞としても使えるため、aboard the train(列車に乗って)のように名詞を後ろに置けます。on boardとほぼ同義ですが、aboardは1語、on boardは2語と形が違うだけで意味は共通。ただし口語ではon boardの方がやや多く使われます。
「乗る」動作を表す動詞と混同しないこと。aboard自体は動詞ではなく副詞または前置詞です。「乗る」動作にはget aboard / come aboardのように別の動詞が必要です。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| on board | aboardとほぼ同義だが、2語表記で口語でよく使われる。「on board with ~(~に賛成・同意して)」という独自の熟語表現を持つ。 |
| on | on a plane / on a train のように「乗り物に乗って」を表せるが、コアイメージは単なる「接触・上」であり、aboard/on boardほど「乗り込んだ」感が出ない。 |
対義語: ashore(陸に上がって)、off board(降りて)
6派生語・関連語
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board
名詞・動詞
板;甲板;(乗り物に)乗り込む
-
overboard
副詞
船外へ;度を超えて(go overboard = やりすぎる)
7コロケーション
- come aboard(乗り込む;チームに加わる)
- all aboard(全員乗車/乗船してください:出発前のアナウンス)
- Welcome aboard!(ご搭乗ありがとうございます;ようこそ!)
8確認テスト
“We are delighted to have you aboard as our new marketing director.”
① 乗り物に乗って
② 私たちのチームに加わってくれて
③ 甲板の上で
④ 船旅を楽しんで
② 私たちのチームに加わってくれて。この文には乗り物が登場しておらず、「新しいマーケティングディレクターとして迎える」という文脈から、aboardが「組織・チームへの参加」を表す比喩的用法であることがわかります。Welcome aboard! と同じく「同じ板の上の仲間として歓迎する」コアイメージが働いています。
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