archaeology
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
archaeologyはギリシャ語の「archaios(古い)」と「logos(学問・言葉)」から成る。コアイメージは「地面や遺跡に残された人類の痕跡を体系的に発掘・分析して過去を復元すること」。単に古いものを調べる歴史学(history)と異なり、文字記録が残っていない時代も含め、モノ(遺物・遺構)そのものを証拠として過去を科学的に解明しようとする点が特徴。その意味で「発掘」というフィジカルな作業と「解釈」という知的作業の両方を内包した学問である。
2意味一覧
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名詞
考古学
古代(archaios)の遺物・遺跡を発掘・分析することで人類の過去を解明する学問。文字資料に頼らず、モノの痕跡から歴史を読み解くことがこの学問の本質。 -
名詞(比喩的・口語的)
(古い慣習・技術などの)遺物的研究・発掘作業
比喩的に「時代遅れになったものや忘れ去られたものを掘り起こして調べる行為」として使われることもある。コアイメージの「古いものを掘り起こす」が転用された用法。
3例文
4よくある間違い・注意点
historyと混同しやすいが、historyは「文字で書かれた記録をもとに過去を研究する歴史学」であり、archaeologyは「発掘物(遺物・遺構)をもとに過去を解明する考古学」。文字のない先史時代(prehistory)を扱えるのはarchaeologyの強みである。
spellingの落とし穴:アメリカ英語ではarchaeologyとarcheology(aeをeに略した形)の両方が使われるが、イギリス英語・学術的表記ではarchaeologyが標準。試験ではarchaeologyを覚えておくこと。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| history | 文字資料・文献をもとに過去を研究する学問。archaeologyがモノ(遺物)から過去を掘り起こすのに対し、historyは記録された言語情報を扱う。 |
| anthropology | 人類そのものの文化・社会・進化を広く研究する学問。archaeologyはその下位分野のひとつとも位置づけられるが、anthropologyの方がより広い(生物・文化・言語・考古の4分野を含む)。 |
| paleontology | 化石をもとに先史の生物(恐竜など)を研究する「古生物学」。archaeologyが人間の文化的痕跡を対象とするのに対し、paleontologyは生物の化石全般を対象とする点が異なる。 |
対義語: futurology(未来学)、contemporary studies(現代研究)
6派生語・関連語
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archaeologist
名詞
考古学者
-
archaeological
形容詞
考古学の、考古学的な -
archaeologically
副詞
考古学的に -
archaic
形容詞
(同語源)古代の、時代遅れの
7コロケーション
- archaeological excavation(考古学的発掘)
- study / major in archaeology(考古学を研究する/専攻する)
- archaeological site / find(考古学的遺跡/発見物)
8確認テスト
“The team used underwater archaeology to uncover the remains of a shipwreck off the coast.”
① 水中考古学を用いて、難破船の遺物を水底から発掘・解明した
② 海洋生物学を駆使して、難破船の場所を海底で特定した
③ 水中写真技術によって、難破船の全体像を記録した
④ 海底調査ロボットを使って、難破船の設計図を復元した
①
「archaeology=発掘と分析によって過去の人間活動の痕跡を明らかにする学問」というコアイメージがそのまま水中環境に適用された用例。uncoverは「覆いを取り除いて明らかにする」という意味で、「発掘して解明する」というarchaeologyのコアと完全に一致している。②④は別の学問・技術の話にすり替えており不適切。③は記録に留まりarchaeologyの「解明・解釈」という本質が欠けている。
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