corporate
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
corporateの語源はラテン語の「corpus(身体)」で、「体をなしたもの」が原義。バラバラな個人が集まり、ひとつの「法的な身体(法人)」を形成しているイメージがコアにある。個人を超えた集合体・組織体として機能することを指すため、「法人の」「企業の」という訳が生まれる。さらに「集団全体に共有された」という意味から、「共同の・全体の」という訳にもなる。ビジネス文脈では大企業・大組織のカラーや文化を指す際にも使われ、「いかにも大企業らしい」という含意を帯びることもある。
2意味一覧
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形容詞
法人の、企業の
複数の人間が一体となって「法的な身体(法人)」を形成しているコアイメージから、その法人・企業に属するものや関連するものを指す。 -
形容詞
共同の、団体全体の
「一体となった組織体」というイメージから、構成員全員が共有・共同で担うという意味にもなる。individual(個人の)と対比される。 -
形容詞
(大企業・組織)らしい、いかにも会社的な
大企業という「均一化された組織体」のイメージが強調され、画一的・没個性的な雰囲気を表す文脈でも使われる。口語・批判的ニュアンスを含むことがある。
3例文
4よくある間違い・注意点
「corporate」と「cooperation(協力)」の派生語「cooperative(協力的な)」を混同しないこと。corporateは「法人・企業の」という組織の性質を指すのに対し、cooperativeは「協調して行動する」という態度・姿勢を指す。語根が異なる(corp-はbody、co-oper-はwork togetherが語源)。
日本語の「コーポレート」はビジネス用語として定着しているが、英語では「個人(individual)」と対比して「集団全体としての」という意味でも頻出する点を見落としがち。文脈に応じて「会社の」だけでなく「共同の・全体の」と訳す柔軟さが必要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| organizational | 組織一般(学校・NPO等を含む)に広く使えるのに対し、corporateは特に営利法人・企業を強く示唆する。 |
| institutional | 制度・機関(大学・政府・銀行など)に根ざした公式性を強調するのに対し、corporateは企業・ビジネス組織のニュアンスが前面に出る。 |
| collective | 「全員が共同で」という意味では近いが、collectiveは企業に限らず集団一般に使え、corporateよりも中立的。 |
対義語: individual、personal、private
6派生語・関連語
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corporation
名詞
法人、株式会社、大企業
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corporately
副詞
法人として、企業として、集団で -
incorporate
動詞
(会社を)設立する;取り入れる、組み込む
-
incorporated
形容詞
法人化された(Inc. と略されることが多い)
7コロケーション
- corporate culture(企業文化)
- corporate responsibility / corporate social responsibility(企業の社会的責任)
- corporate governance(コーポレートガバナンス、企業統治)
8確認テスト
“The CEO emphasized that protecting the environment is a corporate obligation, not just a personal choice.”
① 個人的な
② 企業全体としての
③ 政府の
④ 自発的な
②「企業全体としての」が正解。corporateのコアイメージは「法的な一体として集まった組織体」であり、ここでは個人(personal)と明確に対比されている。CEOが「これは個人の選択ではなく、会社という組織体が共同で担う義務だ」と述べている文脈で、「企業全体としての(法人としての)義務」という訳が最も自然。①③④はコアイメージから外れる。
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