formerly
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
formerlyのコアイメージは「現在とは切り離された、過去のある時点での状態・身分・名称」です。単なる「昔」ではなく、「今はそうではないが、以前はそうであった」という対比のニュアンスが強く含まれています。former(前の・元の)という形容詞に由来し、「現在の状態に先行する、明確に区切られた過去」を指します。「最近」ではなく「かなり前」のことを指すことも多く、かつての名称・所有・地位・状態などが変化したことを読者に示す際に好んで使われます。歴史的文脈や固有名詞の変更(国名・都市名・会社名など)を説明する場面でも頻出です。
2意味一覧
-
副詞
以前は、かつては(今はそうではない)
「現在とは異なる、過去の状態」というコアから、「今は変わってしまったが、あの頃は…」という対比のニュアンスが生まれる。 -
副詞
(固有名詞・名称が変更された際に)旧称では、旧〜として
国名・都市名・組織名などが変わった場合に「以前はこういう名前だった」と示す用法。「かつての名称」というコアが、名称変更の文脈に自然に応用される。
3例文
4よくある間違い・注意点
「previously」との違いを混同しがち。previouslyは「直前・少し前」の出来事にも使えるが、formerlyは「かなり以前の状態・身分・名称が変化した」文脈に限られ、よりフォーマルで歴史的なニュアンスが強い。「I previously checked the email.(さっきメールを確認した)」にformerlyは使えない。
「formerly」は必ず「今は変わった」という含意があるため、現在も継続している状態には使えない。例えば「He is formerly a doctor.」は誤りで、「He was formerly a doctor.(彼はかつて医師だった)」と過去形・完了形と共に用いるのが基本。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| previously | 「直前」から「かなり前」まで幅広く使え、変化の対比よりも「順序・時間的先行」を示すニュアンス。日常的な文脈にも使いやすい。 |
| once | 「かつて一時期」という意味合いで詩的・文学的な響きがある。formerlyより柔らかく、身分や状態の変化を示す際に用いられるが、「かつてあった夢のような過去」といったロマンチックな文脈にも合う。 |
| in the past | よりくだけた表現で「昔は」という意味。formerlyほど「明確な状態の変化・対比」を強調しない。 |
対義語: currently、nowadays、now、presently
7コロケーション
- formerly known as ~(旧称〜、かつて〜として知られていた)
- formerly owned by ~(かつて〜が所有していた)
- formerly used as ~(以前〜として使われていた)
8確認テスト
“The building, formerly a prison, has been converted into a luxury hotel.”
① 最近になって
② かつては刑務所だった
③ 将来的に刑務所になる予定だった
④ 刑務所として有名な
② かつては刑務所だった。formerlyは「現在とは異なる過去の状態・用途」を示す語で、「今はホテルだが、以前は刑務所だった」という対比が自然に読み取れる。①の「最近」は逆方向のニュアンス、③は未来志向で誤り、④はformerlyではなくfamous forで表す内容。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。