lid
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
lidのコアイメージは「上から何かを覆い、中身を閉じ込める板状・蓋状のもの」です。瓶やボックスの「ふた」も、目を覆う「まぶた(eyelid)」も、どちらも「上から被せて内側を遮断・保護する」という同じ発想から来ています。まぶたが「目の蓋」と表現されることを想像すると、このコアイメージがよくわかります。さらに比喩的に「抑圧・制御するもの」というニュアンスにも広がり、keep a lid on ~(~を抑えておく、秘密にしておく)のような慣用表現にもつながります。物理的な蓋であれ、目の蓋であれ、情報や感情を「封じ込める」ものであれ、lidは常に「覆って遮断するもの」という一本の軸で理解できます。
2意味一覧
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名詞
ふた(容器などの上を覆うもの)
容器の上部を覆い、内容物を閉じ込めるものがコアイメージそのもの。取り外し可能な板状・ドーム状のものを指すことが多い。 -
名詞
まぶた(eyelidの短縮形)
目という「開口部」を上から覆う薄い皮膚の膜。眼球を保護・遮断する「目のふた」として、コアイメージと完全に一致する。 -
名詞(慣用句 put a lid on / keep a lid on)
(情報・感情・状況などを)抑える、封じ込める
「ふたをする=外に出ないよう覆い隠す」というコアイメージが比喩的に転じ、情報や感情・問題を「封印する」意味で使われる。
3例文
4よくある間違い・注意点
lidとcoverを混同しやすいが、lidは「取り外せる独立したふた」(鍋のふた・瓶のふたなど)を指すのに対し、coverはより広く「覆うもの全般」を指す。ノートの表紙やベッドのカバーはcoverであり、lidとは呼ばない。
まぶたの意味で使う場合、正式にはeyelidだが、口語や文学表現ではlidだけで使われることも多い。試験では文脈から「目のふた=まぶた」と判断できるようにしておこう。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| cover | 覆うもの全般を指す広い語。lidのように「取り外し可能な独立したふた」に限定されず、布カバーや表紙なども含む。 |
| cap | ペットボトルや歯磨き粉など、ねじって閉めるタイプの小さいふたに使う。lidより小さく、ねじ込み式のものに使われることが多い。 |
| top | 容器の上部または上ぶたを指す口語的な表現。lidよりカジュアルで、pop the top(ふたを開ける)などで使われる。 |
対義語: base、bottom
6派生語・関連語
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eyelid
名詞
まぶた(eye+lidの複合語) -
lidded
形容詞
ふたのついた;(目が)半ば閉じた(heavy-lidded eyes:眠そうな目) -
lidless
形容詞
ふたのない;まぶたのない
7コロケーション
- keep a lid on ~(~を抑える、秘密にしておく)
- flip the lid(激怒する、かっとなる)
- pot lid(鍋のふた)
8確認テスト
“The coach struggled to keep a lid on the team’s excitement before the championship game.”
① チームのふたを探すのに苦労した
② 選手たちの興奮を抑えるのに苦労した
③ チームに試合のふたをするよう指示した
④ チームの蓋を開けようと奮闘した
② 選手たちの興奮を抑えるのに苦労した。
【解説】keep a lid on ~はlidの「ふたをして覆い隠す・封じ込める」というコアイメージが比喩的に使われた慣用表現。excitement(興奮)という感情に「ふた」をする=感情が外に溢れ出さないよう抑えるという意味になる。試合前に選手が浮き足立たないよう、コーチが冷静さを保たせようとしている場面。
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