possibility
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は3冊に掲載されています。
1コアイメージ
possibilityのコアイメージは「ある出来事・状態が起こりうる余地が存在している」こと。possible(可能な)の名詞形で、「ゼロではない、起こりえる空間がある」という感覚が根底にある。単に「可能性がある」という確率の話だけでなく、「将来的にそうなりうる素質・潜在性」も含む。だからこそ「この候補者にはpossibilityがある」と言えば、まだ実現はしていないが、そうなれる扉が開いている、というニュアンスになる。また複数形possibilitiesにすると「選択肢・選択の余地」という意味になり、「まだ決まっていない、開かれた複数の扉」というイメージが広がる。
2意味一覧
-
名詞
可能性・起こりうること
あることが実現しうる「余地・扉」が存在するというコアイメージから、「〜が起こりうる可能性」という最も基本的な意味になる。 -
名詞
将来性・素質・見込み
「まだ現実にはなっていないが、そうなりうる余地がある」というコアから、人やものの潜在的な伸びしろ・将来の可能性を指す意味が生まれる。 -
名詞(複数形)
選択肢・可能性のある手段
「開かれた扉」が複数ある状態、つまりまだ決定されていない複数の選択肢・手段を指す。「いくつかの可能性を検討する」という文脈で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
probabilityとの混同に注意。possibilityは「起こりうる余地がある(ゼロではない)」という質的な話で、probabilityは「どのくらいの確率か」という量的・統計的な話。「There is a possibility of rain.(雨が降るかもしれない)」はゼロではないという含意、「The probability of rain is 80%.(降水確率80%)」は数値的な蓋然性を指す。
possibility は不可算名詞として使われることが多いが、複数形 possibilities にすると「複数の選択肢・手段」という意味に変化する点を覚えておこう。a possibility(一つの可能性)vs. possibilities(いくつかの選択肢)と使い分けることが重要。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| probability | 統計・数値的な「確率」に重点を置き、どのくらいの割合で起こりうるかを示す。possibilityが「余地がある」という質的な話なのに対し、probabilityは量的・蓋然性の話。 |
| chance | 日常的・口語的に使われ、「運・めぐり合わせ」のニュアンスも含む。a chance of successのように、偶然性や運の要素が絡む文脈で使われやすい。 |
| potential | まだ表面に出ていない「潜在的な力・素質」を強調する。possibilityが「起こりうる余地」全般を指すのに対し、potentialは特に人やものが内側に秘めた能力・可能性を指す。 |
対義語: impossibility、certainty
6派生語・関連語
-
possible
形容詞
可能な・ありうる
-
possibly
副詞
ひょっとしたら・もしかすると
-
impossible
形容詞
不可能な
-
impossibility
名詞
不可能性・ありえないこと
7コロケーション
- a strong / real possibility(高い可能性・現実的な可能性)
- explore / consider the possibilities(選択肢を探る・検討する)
- open up new possibilities(新たな可能性を切り開く)
8確認テスト
“After losing his job, he sat down and thought carefully about the possibilities open to him.”
① 可能性がないこと
② 開かれた選択肢・手段
③ 確率の高い出来事
④ 過去の失敗
② 開かれた選択肢・手段。possibilitiesは複数形で「まだ決まっていない、取りうる複数の道」というコアイメージを持つ。「open to him(彼に開かれた)」という表現とも呼応しており、「自分に残されている選択肢・手段を考えた」という文脈が最も自然。①③④はコアイメージと合わない。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。