honor
【動】名誉を与える、勲章を与える
松濤舎が大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語を調査し、掲載冊数をもとに算出しています。この単語は16冊に掲載されています。
1コアイメージ
honorのコアイメージは「社会や他者によって認められた、揺るぎない価値・尊厳」です。単なる自己満足ではなく、外部から評価・承認された高さがポイント。名詞として「名誉・光栄」になるのはその評価が与えられた状態、「自尊心」になるのはその価値を自分の内に守り続けようとする意識です。動詞では「その人の価値を正式に認め、称える行為」を表します。さらに重要な用法として、約束や義務を「きちんと履行する」という意味も持ちます——これは「自分の言葉や契約の価値を守る=honorする」というコアイメージそのものです。
2意味一覧
-
名詞
名誉・誉れ
社会や集団から「価値ある者」と認められた評判・地位のこと。外部からの承認がコアにある。 -
名詞
光栄・名誉に思うこと
高く評価された機会・体験を指し、「その価値に触れることができた」喜びのニュアンス。 -
名詞
自尊心・節操・誠実さ
外から認められた価値を自らの内側で守り続けようとする道徳的な強さ。「自分の価値を汚さない」感覚。 -
動詞
〜に名誉を与える・称える・表彰する
誰かの価値を公式に認め、外に示す行為。賞や勲章を「与える」のはその典型的な表れ。 -
動詞
(約束・契約・手形などを)履行する・支払う
「自分の言葉や約束の価値を守る」=コアイメージの直接の延長。honor a contractやhonor a checkなどのビジネス表現で頻出。
3例文
4よくある間違い・注意点
honor(社会・他者から認められた名誉)とpride(自分自身の誇り・自尊心)は混同しやすい。honorは外からの承認が根底にあるのに対し、prideは内側から湧き出る感覚が強い。「彼はhonorのために戦った」は社会的評価を守るため、「彼はprideのために戦った」は自己のプライドのため、という微妙なニュアンスの差がある。
動詞用法でhonor a contract / honor a promiseのように「履行する」という意味を見落としがち。長文読解でビジネス・法律文脈に登場するので要注意。
5類義語・対義語
| 類義語 | コアイメージの違い |
|---|---|
| pride | prideは内側から感じる誇り・自尊心が中心で、自己評価の感情。honorは外部からの承認・評判を含む点が異なる。 |
| prestige | prestigeは社会的地位や評判の高さに焦点を当てた語で、主に組織・職業・ブランドに使われる。honorよりも外見的・社会的なイメージが強い。 |
| glory | gloryは輝かしい名声・栄光で、感情的・印象的な輝きのニュアンスが強い。honorは誠実さや道徳的価値も含む点で異なる。 |
対義語: disgrace、dishonor、shame
6派生語・関連語
-
honorable
形容詞
名誉ある・尊敬すべき・誠実な -
honorary
形容詞
名誉上の・名誉職の(honorary degreeで「名誉学位」) -
dishonor
名詞・動詞
不名誉(にする)・恥辱(を与える) -
honorably
副詞
名誉ある方法で・潔く
7コロケーション
- in honor of 〜(〜を称えて・〜の名誉のために)
- honor a promise / contract(約束・契約を履行する)
- a sense of honor(名誉心・誠実さの感覚)
8確認テスト
“The company failed to honor its contract with the supplier, leading to a lawsuit.”
① 会社はその契約を称えることができなかった
② 会社はその契約を履行することができなかった
③ 会社はその契約に名誉を与えることができなかった
④ 会社はその契約を誇りに思うことができなかった
②が正解。honorには「約束・契約の価値を守る=履行する」というコアイメージが動詞として働いている。「称える」「名誉を与える」では文意が成立しない。「契約を履行できなかった結果、訴訟になった」という流れが自然であり、ビジネス・法律文脈でのhonorの重要用法を理解できているかを問う問題。
23冊の英単語帳を1冊に。
「医学部・上位校専門塾|松濤舎」が、大学受験の主要英単語帳23冊の見出し語をデータベース化。
2冊以上に掲載された英単語を重要度順に収録した、医学部・上位校受験生必携の英単語帳です。